競合他社が特定のキーワードを入札しているかどうかを調べる方法
リスティング広告を運用する上で競合他社の動向は気になりますよね。
「競合他社がどんなキーワードで入札しているのかわからないのか?」と質問される方も多くいらっしゃいますが、実際にはどのキーワードをどれくらいで入札しているか・・・というのはわかりませんよね。
Google広告のオークション分析レポートを使えば、どのあたりが競合他社なのか、どれくらい力を入れているのかという事はザックリと調べる事は出来ますが、そのキーワードを入札しているのか、それとも部分一致で表示されているのかというようにキーワード単位で入札しているのかどうかという所まではわかりません。
そのキーワード単位で、ある特定のキーワードに対して入札しているのか、していないのかを調べたい場合、Googleの検索結果の画面から確認する事が出来ます。
まずGoogleで調べたいキーワードを入力し検索します。
すると検索結果の画面にリスティング広告を含めた検索結果が表示されますが、リスティング広告の表示URLの右の「▼」印をクリックすると、
[広告の表示について]と出てくるのでここをクリックします。
すると「広告設定」という画面になりますが、ここで「検索クエリ」の欄の所に『入力された検索クエリ「○○」と完全に一致しています。』と表示されていればそのキーワードは入札されているという事、『入力された検索クエリと同じような語句と一致しています。』と表示されているのであれば部分一致で広告が表示されているという事になります。
例えば自社の会社名やサービス名、屋号、店舗名で検索した時に競合他社が出てくるという場合、その競合他社は自社の会社名やサービス名等を実際に入札しているのか、それとも部分一致により表示されているのかという事がわかります。
まぁこれもわかったからといってどうという事も無いのですが、バレないと思ってなりふり構わず競合他社名や競合他社のサービス名などを入札し広告を出していたとしたら、それはわかってしまう事ですよ、という事です。
競合他社名や競合他社のサービス名を入札する事が100%悪いことだというわけでもありませんが、最近はリスティング広告のモラルやあり方についても語られるようになってきましたので、入札したいと思う方は慎重になったほうが良いかともいます。
株式会社アイエムシー 大塚雅智