リスティング広告における不正クリック、無効なクリックについて
リスティング広告を出稿されている方々の心配事の一つとして、「不正クリック」や「無効なクリック」が挙げられると思います。
私もよくそういったご質問をいただく事がありますが、例えば悪意を持った競合他社などからたくさんのクリックをされてしまい、予算を使い切ってしまうだとか、そういった心配をされているのだと思います。
リスティング広告では、このコラムでも以前から書いているとおり「いかに無駄なクリックをなくすか」というのが大切です。
無駄なクリックをなくすために日々数値と向き合い改善を行っていきますので、1クリックでも無駄にしたくないというのは本音だと思います。
低予算でリスティング広告を運用しているのであればなおさらですよね。
そういった不正クリック、無効なクリックに対してはYahoo!リスティング、Google広告共に課金はされない仕組みになっております。
またヘルプなど見てみると、その不正クリックや無効なクリックの検出に対する取り組みとして、オンラインでのフィルタリングや自動検出とオフラインで専門家チームによる分析などを行っているそうです。
Google広告に関しては、自動検出されない不正クリック、無効なクリックは0.02%未満とも書いてあります。
アカウントの料金のところを確認すると、たまに「クリック調整額」という項目で入金がある場合がありますが、それは無効なクリックとして判断されて課金されていた広告費が戻ってきたものです。
少し前ですが、こういう不正クリックを代行するというとんでもない業者からの営業メールとかがありましたね。
そういった不正クリックが増えれば「リスティング広告はお金がかかるだけで効果がない」と判断し、広告主が離れていってしまう、結果としてYahoo!、Googleも不利益を被るため、「不正クリック」「無効なクリック」対策には特別力を入れているようですし、
私も数多くのアカウントを管理、運用してきましたが今まで「これはあきらかにおかしいだろー」と感じたことはほとんどありませんので、こういった不正クリックが気になるという方、あまり神経質にならなくても良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智