Google広告の表示項目を活用してデータ分析する

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Google広告の管理画面にはデフォルトで設定されているデータ以外にも様々なデータを見ることができ、改善に役立てることが出来ます。

管理画面内、[表示項目]→[表示項目の変更]をクリックすると、統計情報と指標が出てきますので、確認したい指標の横、[追加]をクリックし適用するとすぐにデータとして反映されます。

表示項目の追加

表示項目の追加

このコラムでも以前書きましたが、Googleアナリティクスと連携させているとアナリティクスのデータも追加して確認することが出来ます。

前までは[直帰率]、[平均PV]、[平均サイト滞在時間]だけしか確認できませんでしたが、[新規のセッション率]も新たに加わったようですね。

新規訪問の割合も追加

新規訪問の割合も追加

このGoogleアナリティクスと連携しているデータは、コンバージョンになっていないキーワードに対して効果的なのかどうかを判断する材料として活用することが出来ます。
元々、あまりコンバージョンが発生しない商品やサービスを提供しているアカウントなどではかなり重要な判断指標となります。

この他には、予算決定やクリック単価の設定、または問題点を見つける時に役立てる事ができる[インプレッションシェア]、[インプレッションシェアの損失率]など予算によるもの、品質によるものと分けて確認する事ができます。
(このインプレッションシェア、インプレッション損失率だけならについてはYahoo!リスティングでも追加して確認することが出来ます)

インプレッションシェア

インプレッションシェア

またディスプレイネットワークを運用しているときの判断材料として便利な[相対クリック率]も追加して確認できます。

相対クリック率

相対クリック率

この相対クリック率というのは、ディスプレイネットワークで広告表示された時、その表示された同じウェブサイト内の競合他社の広告とクリック率を比較したものです。
「1×」であれば、他の広告とクリック率は同じ、「2×」であれば同時に表示された競合他社の広告に比べてクリック率が2倍という事になります。

ディスプレイネットワークのクリック率は一般的に検索連動型の広告よりも低くなるため、例えば「0.01%」とクリック率が出ていても、「0.01%」というクリック率の数値が良いのか悪いのか判断できないので、この相対クリック率を見て判断し施策を考えていきます。

この他にモバイルサイトなどで活用できる広告設定オプションの電話番号指定オプションの効果を測定する[コール統計の詳細]も表示項目に追加して確認する事が出来ます。

Google広告では、本当に様々なデータを確認する事が出来ます。わかる範囲が広がると仮説を立てやすくなる分、施策の精度も上がりますし、施策自体の幅も広がると思いますので、ぜひ活用してみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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