Yahoo!リスティングとGoogle広告 除外キーワード設定方法の微妙な違い
リスティング広告を運用する上でどうしても出てしまう無駄なクリックですが、その無駄なクリックをさせないための一つの重要な作業として「対象外キーワード」、「除外キーワードの登録」があります。
呼び方はYahoo!リスティングとGoogle広告で違いがありますが機能としては同じです。
部分一致などのマッチタイプでキーワードを入札している場合、出稿側が意図としないキーワードで広告が表示される可能性があるので、それを防ぐための作業ですが、Yahoo!リスティングの対象外キーワードとGoogle広告で除外キーワードを管理画面から[完全一致]、[フレーズ一致]、[部分一致]とキーワードごとに個別に設定する場合、設定方法に少しだけ違いがあるのでご紹介します。
Yahoo!リスティングの対象外キーワードを設定する場合、[ツール]の中にある[対象外キーワードツール]から登録します。
その登録したい複数の対象外キーワードを同じマッチタイプの対象外キーワードとして登録する場合は、キーワードを登録し[マッチタイプの設定]というところで選ぶ事ができますが、登録する対象外キーワードのマッチタイプ(完全一致とかフレーズ一致とか)を個別で設定したい場合は登録するキーワードの前にマッチタイプを入力し、タブかカンマで区切りそのあとにキーワードを入力するという方法で登録しなくてはいけません。
(登録例)
・完全一致,キーワードA
・フレーズ一致,キーワードB
・部分一致,キーワードC
Google広告で設定する場合は、管理画面だと[キーワード]タブをクリックし、キーワード一覧の一番下に[+除外キーワード]というものがあり、そこから除外キーワードを設定することができます。
先ほどと同じように、完全一致、フレーズ一致、部分一致での除外キーワードを登録する場合は、完全一致であればキーワードを[]で囲み、フレーズ一致であれば””で囲みます。
(登録例)
・[キーワードA]
・”キーワードB”
・キーワードC
Google広告エディターなどを普段から使っているのであれば、この辺の細かい設定は簡単に出来ますが、管理画面で管理している場合は色々と憶えておかなくてはいけないことも多いですね。
本当に少しの違いですが、対象外キーワード、除外キーワードの設定は重要ですので、憶えておいたほうが良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智