クリック数など予測数値は目安でも出しておく

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リスティング広告をはじめる際、新しい商品のキャンペーンをはじめる際、新たな切り口からターゲットに訴求していく際など、キーワードを新しく追加していく機会がありますね。

考えているメインキーワードを基にブレストやキーワードツール、その他様々な方法でキーワードを出していきキャンペーン設定、広告グループ、広告文という感じでアカウントを作っていきますが、
この時、出したキーワードの予測数値を出す方法の一つとしてGoogle広告のキーワードお見積計算ツールがあります。

入札を検討しているキーワードの予測クリック数や平均クリック単価、平均掲載順位、広告表示回数など、入札単価と1日の予算を設定する事で予測の数値を出す事ができるので、入札価格の目安などに使用する事があります。

このお見積計算ツールのクリック数やその他の数値は、現在使っているアカウント全体のクリック率などのデータと今までのそのキーワードの実績値に応じて変わりますし、実際にそのキーワードで運用をはじめたときにそのお見積計算ツールの数値と違うという事もあるのであまりアテにしていない、または予測数値自体出さないという方もいらっしゃいます。

確かにアテにならないということは私自身も感じてはいますが、アテにならないからと言って、予測数値を出さないかというとそうではありません。

お見積計算ツールを使って出てきた予測数値を基に広告グループ毎、キャンペーン毎に広告の表示回数やクリック数などの予測数値を把握しておくことは重要です。

そのお見積計算ツールで出てきた数値に予測のコンバージョン率(CVR)を何パターンか入れてみて、どれくらいのラインであれば目標にしている1件あたりの獲得コスト(CPA)をクリアできるのかという事や、また出てきている予測平均クリック単価どれくらいの誤差であれば採算が取れるのか、どれくらい改善するとパフォーマンスが伸びるのか、などとお見積計算ツールの数値を基にした自分なりの予測値を出す事で運用開始後に起こり得る問題に対しての事前に改善シミュレーションをする事が出来ますし、実際に運用を開始した後の問題点の発見とその改善策が明確になります。

ただリスティング広告はシミュレーションをしていたとしても、想定外のことが起こる事も多々あります。
想定外のことが起こったとしても、数値を改善していく事に変わりはありませんので、シミュレーションは絶対に無駄にはならないと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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