リスティング広告でユーザーの個人情報を収集する場合の注意点

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無料プレゼントや無料動画、クーポンなどと引き換えにメールアドレスなどの個人情報を収集するサイトというものがあります。

Google広告では、その個人情報の収集を主な目的としているウェブサイトの出稿は明確に禁止されておりますが、リスティング広告を出稿する目的がその他にあり(対価を払って受ける事が出来るサービスなど)きちんとその事が明示してある場合には出稿する事が可能です。

ちなみにGoogle広告での個人情報というのは以下のものを指します。

・氏名
・メール アドレス
・書類送付先住所
・電話番号
・基礎年金番号、納税者番号、健康保険被保険者番号、運転免許証番号
・上記のいずれかの情報と母親の旧姓や誕生日との組み合わせ

この他、取り扱いに注意を要する以下の個人情報はセキュリティで保護されたサーバー(https://)を使用する必要があります。

・クレジット カード番号およびデビット カード番号
・銀行および投資先の口座番号
・当座預金口座番号
・電信送金番号
・基礎年金番号、納税者番号、健康保険被保険者番号、運転免許証番号

以上のように、Google広告ではその個人情報の収集を主な目的としたウェブサイトは出稿する事は出来ませんが、自社サイトがそういう目的のウェブサイトではないのに、情報収集サイトだと判断され出稿停止になってしまった場合、広告のリンク先ページ(ランディングページ)を見直して提供しているサービス内容や料金体系をきちんと明示し再審査をする必要があります。

Yahoo!広告は、個人情報収集サイトに関してガイドラインにはそこまで詳しくは書いてありません。
その他のガイドラインをきちんと守り、広告掲載できないサービスや商品というものでなければ掲載は出来るようです。

ただYahoo!広告のガイドライン内、「掲載できないもの」の中に、「個人情報の取得、管理、利用等に十分な配慮がされていないもの」という事が書かれているので、個人情報の収集にはきちんと配慮しなくてはいけませんね。

これはケースバイケースだと思いますが、そういったサイトを審査に出してみると「サービス、商品の内容が不明確なもの」という判断から審査でNGが出てしまうケースがありますので、そういった場合にはGoogle広告同様にビジネスの内容をきちんと明示する必要があります。

またYahoo!ではトピックスで「個人情報の収集を目的としたサイトにご注意ください」という注意喚起もしています。

Yahoo!「個人情報の収集を目的としたサイトにご注意ください」
http://promotionalads.yahoo.co.jp/quality/topics/01.html

これはトピックスは主に悪質な懸賞サイトから、ユーザーにメールアドレス等を入力させ個人情報を取得するというものだそうですが、こういうところからYahoo!も個人情報収集を目的とするサイトには注視していると思います。

以前にも書きましたが、コンバージョンの一つとして見込み客のメールアドレスなどの個人情報を収集する事は、リスティング広告を運用する上で必要になってくるケースがあります。

場合によっては審査でNGが出てくる事もあると思いますが、個人情報の収集を主な目的としているのでないならば、きちんと自社のサービスや料金体系などをきちんと明示する事で解決できる問題ですので、その点だけ確認し、再審査を出してみましょう。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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