コンバージョン率を比較的簡単に改善する方法
コンバージョンは様々な要因で増えたり減ったりしますよね。
時期、季節的な要因もありますし、時間などで変化する事もあります。
限られた予算内で効率よくコンバージョン数を増やすためにはコンバージョン率(CVR)を上げていくことが必要になりますが、そのコンバージョン率を比較的簡単に上げる方法として以下の方法があります。
・キーワードを変える
王道ですがコンバージョンの獲得出来ているキーワードに絞り込む、コンバージョンの獲得出来ていないキーワードは配信停止にする、除外キーワードを設定するなどキーワードを細かく設定、管理する事でコンバージョン率は上がります。
・掲載順位を上げる
もちろん全てではないのかもしれませんが、きちんとコンバージョンが獲得出来ているものに関して掲載順位を上げると、その分コンバージョン率も上がります。
ただ掲載順位を上げる事でクリック単価(CPC)が高騰し、1件あたりの獲得コスト(CPA)が見合わなくなる事も考えられますので、その辺はバランスを見ながら調整していく必要があります。
・1日あたりの予算を上げる
1日の予算を低めに設定していると、入札しているキーワードで検索をしても広告が表示されない事があります。
その予算に達してしまったらその日の広告表示がストップされてしまいますし、1日あたりの予算内で均等に表示させるよいう設定していても、結局は間引いて表示されるので、その広告表示されていない時が機会損失になります。
ユーザーは比較検討しながらその商品やサービスを探すため、1日あたりの予算を低めにした事での広告表示のバラつきはコンバージョン率を下げてしまう原因となるのではないかと思います。
1日あたりの広告予算を低めに設定するのであれば、(効果を見ながらですが)時間配信などを上手に使うと効果的かもしれませんね。
・ランディングページを変える
広告のリンク先ページ(ランディングページ)を変えるとコンバージョン率が変化します。
ターゲットの人はどんな人でどんな状況なのか、そういった人達にどういったメッセージを伝えていかなくてはいけないのか、どうすれば伝わるのかというような観点からランディングページを改善していくと効果は上げやすくなるかもしれません。
またコンバージョンまでの動線なども見直していく必要があります。
ただランディングページを変えることで、逆にコンバージョン率が下がってしまう恐れもありますのでA/Bスプリットテストなどを適切に行いコンバージョン率を上げていきたいですね。
最初に「比較的簡単に」と書きましたが、コンバージョン率を上げる事は容易ではないですよね・・・。ハマればすぐに改善されますが、色々と施策を繰り返していく事が必要になってきたりします。
上記の方法以外でも、コンバージョン率を上げる方法は様々あると思いますが、効率よく自社のアカウントに合ったコンバージョン率を上げる方法を見つけていきたいですね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智