「表示」や「分割」を活用して最適化していく
公開日: 2013年2月15日
リスティング広告いの費用対効果を高めていく方法の一つとして「効果の高い所に広告予算を集中させる」方法があります。
主にキーワードの効果を測定しキーワードを取捨選択する、または除外キーワードの設定などをして絞り込んでいくイメージがあるかと思いますが、その他にも時間、曜日などでも絞り込んでいく事は可能ですよね。
その時間別、曜日別の効果を検証する時にとても便利なのが「表示」、「分割」です。
（Yahoo!広告では「表示」、Google広告では「分割」）
管理画面内、Yahoo!広告ではキャンペーン一覧や広告グループ一覧のすぐ上に「表示」があるので、こちらをクリックすると時間別や曜日別の効果測定をする事が出来ます。
Yahoo!広告 表示
Google広告ではグラフの上にあります。
Google広告 分割
ここでコンバージョン率（CVR）の高い時間帯はどこなのか、数が獲れるのはどの時間帯なのか、費用対効果の良くない曜日はいつなのか・・・というようにそれぞれ見る事が出来るので最適化をする上での参考になります。
こうして管理画面で見たい時にすぐに確認する事が出来るのはとても便利ですね。
この時間の他にも、デバイスごとの効果測定や上部vsその他（Google広告のみ）なども確認する事が出来るので、そういったデータも最適化に活用する事が出来ます。
この最適化の方法ですが、もちろん数値を見て「この時間、この曜日は効果が悪いから配信停止にする・・・」というように数字だけを見て最適化するのも悪くはないですが、効果の良い時間帯、曜日や逆に効果の悪い時間帯、曜日がある場合、「なぜその時間帯、曜日は効果が良いのか、悪いのか」を考える事も大切だと思います。
そういった切り口からユーザーを想像していくことで、リスティング広告の改善だけではなくウェブマーケティング全体や様々な販促活動にも活用できると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
