リスティング広告の提携パートナー(検索パートナー)
リスティング広告(Yahoo!広告、Google広告)は、それぞれの検索エンジンで、検索キーワードに応じて検索結果に掲載される広告でありますが、それ以外にも広告が掲載される場合があります。
Yahoo!広告では、Yahoo!の検索結果画面の他にexcite、bingなどの提携パートナーに、Google広告であればgooやAOLなど検索パートナー、Googleショッピング、Googleマップ、Google画像検索、GoogleグループなどのGoogleの検索サイトにもそれぞれ広告掲載されます。
Yahoo!やGoogle以外の検索エンジンではこんな感じで広告表示されます。
広告の表示はほぼ同じような感じになりますが、検索結果上部の広告数がサイトによって違いますね。
主な提携パートナー(検索パートナー)は以下の通りです。
Yahoo!広告
・excite
・bing
・nifty
・so-net
・ameba
・Jword
など
Google広告
・BIGLOBE
・goo
・AOL
など
以上のもの以外にも、提携パートナー(検索パートナー)は多数存在します。
これら提携パートナー(検索パートナー)への広告配信設定や掲載結果の確認方法はYahoo!広告とGoogle広告では少し違いがあります。
Yahoo!広告では、提携パートナーへの広告配信をオフにする設定が今のところ出来ません。
以前は広告配信先レポートで配信先での効果を確認し、「配信対象外サイトの設定」で特定の提携パートナーサイトでの広告表示をストップする事が出来ましたが、現在はそれが出来なくなってしまいました。
それについてはYahoo!広告側も「広告配信サイト審査の厳格化」を行い対応しているとの事です。
なので現在は個別の提携パートナーについてのレポート作成や広告のオン/オフは出来ませんが、広告掲載を検索サイトのみにするか、検索サイト以外にその他の特定カテゴリページなどにも掲載するかという設定は、キャンペーンの設定の[その他の設定]→[広告掲載方式]でする事が出来ます。
その効果測定は管理画面上、[表示]の[広告掲載方式]を選択すれば確認出来ます。
Google広告の検索パートナーへの広告配信設定についてはキャンペーンの設定から[ネットワーク]の編集から、配信するかしないかを選択する事が出来ます。
[検索パートナーを含める]の部分のチェックを外すことで検索パートナーへの広告配信はオフになります。
効果測定も[分割]の[ネットワーク(検索パートナーも含む)]を選択すると、それぞれの値を確認する事が出来ます。
この提携パートナー(検索パートナー)への広告配信は、デフォルトの状態だと勝手に配信される設定になっているので、知らずに掲載していて、効果が上がっていない原因となっていたという事も考えられますので注意しなくてはいけません。
ただ、必ずしも提携パートナー(検索パートナー)への広告配信が無駄になっているわけではありませんので、効果測定をした上で最適化していく事が大切だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智