フィルタ機能を使ってリスティング広告を運用する
リスティング広告を運用している時に、1件あたりの獲得コスト(CPA)の良いものだけを抽出したり、逆に悪いものを抽出して編集する場合など、1つ1つ見ていくと大変ですよね。
またクリック単価の入札価格を変更したりする時にも、ソートして編集するのは手間も時間もかかってしまいます。
そういう時には「フィルタ」で条件を指定し、その条件に合ったキーワード等を抽出して編集する事が出来るので大変便利です。
リスティング広告の管理画面にはYahoo!広告、Google広告共に「フィルタ」という機能が存在します。
管理画面上、キーワードなどの上部に「フィルタ」があります。
この「フィルタ」では、コンバージョン数やコンバージョン率(CVR)、1件あたりの獲得コストなどの数値の条件をこちらで設定するだけで、その条件に合ったものを抽出する事が出来ます。
例えばクリック率が1%以上のキーワードを抽出したい場合、フィルタの条件の所で[クリック率]を選択(Google広告は[掲載結果]→[クリック率])、%の所に「1」と入力し、[以上]を選んで適用(Google広告は[>])。
するとクリック率1%以上のものが抽出されて出てきます。
さらに条件も複数指定する事が出来るため、例えば「クリック率1%以下でCPA2,000円以下もの」というような条件でも抽出する事は可能です。
Yahoo!広告では掲載順位での抽出が出来ないなど、Yahoo!広告とGoogle広告では、抽出の条件に少し違いがありますが、管理、改善していく上でとても便利な機能ですね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智