リスティング広告の無効なクリックについて

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以前もリスティング広告の不正クリックについて書かせていただきましたが、この問題についてはその後も色々とご質問をいただいておりますので、改めて書かせていただきます。

リスティング広告を効果的に、効率良く運用していくために日々、無駄なクリックが発生しないように様々な施策をし、アカウントの改善を行っていると思いますが、仮にそもそも競合他社などから悪意のあるクリックが多数あったとしたら・・・なんて考えたら少し不安になる方もいらっしゃると思います。

最近はあまり見なくなりましたが、「他社の広告をクリックします」というような営業メールもあるくらいなので、広告主としたらそんなメールが来たらさらに不安になりますよね。

Yahoo!広告、Google広告では、そういった悪意のあるクリックも含めて、正常ではないクリックの事を「無効なクリック」と言っていますが、それぞれ無効なクリックの定義は以下の通りです。

Yahoo!広告
・ユーザーの正常なサイト訪問や購買に結びつく可能性がないクリック
・広告主様への課金のみを目的とした、競合他社などによるクリック
・広告掲載面のサイト運営者による、報酬獲得のみを目的としたクリック
・その他の異常なクリック

Google広告
・ダブルクリック時の 2 番目のクリックなど、価値のない偶発的なクリック
・広告主様の費用を意図的に増やすために手動で行われるクリック
・広告を掲載するサイト運営者の収益を意図的に増やすために手動で行われるクリック
・自動ツールやロボットなどの不正なソフトウェアによるクリックやインプレッション

競合他社にしろ、広告掲載サイトの運営者にしろ、またその両方からの依頼を受けている業者からのクリックにしろ、広告費を意図的に増やすようなクリックは無効なクリックとして見なされます。

この無効なクリックに対してはYahoo!広告、Google広告共にIPアドレス、 IPアドレス、発生時刻、クリックパターンなど様々な項目で確認する自動フィルターと、トラフィックの分析、調査を行い、無効なクリックが広告主の管理画面に反映されないようにしています。

なのでこういった無効なクリックが発生したとしても、管理画面には反映されずもちろんその分については課金もされません。
また後日、調査で発覚した無効なクリックについてはその広告費用に関しては返金されるようになっています。

ちなみに、無効なクリックについてはYahoo!広告、Google広告ともにどれくらいあったのか、検出されたのかという事が管理画面で確認する事が出来ます。
Yahoo!リスティングでは、管理画面内[表示]→[表示項目の編集]で[無効なクリック]、Google広告では[表示項目の変更]→[掲載結果]内[無効なクリック]を追加する事で確認する事が出来ます。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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