部分一致による広告文の表示間違いを防ぐ方法

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リスティング広告でキーワードを入札する際、キーワード毎に「部分一致」や「完全一致」というようにマッチタイプを設定します。

このマッチタイプというのは以下4種類あり、マッチタイプ毎に検索クエリによって広告が表示される、されないと分かれています。

・部分一致
・絞り込み部分一致
・フレーズ一致
・完全一致

完全一致であれば、文字通り入札しているキーワードで検索されたときのみ広告表示がされますが、部分一致の場合は部分的に一致した場合にも広告表示される可能性があるため、こちらで意図としていないキーワードでも広告表示され、クリックされる可能性があります。

また複合キーワードなど、訴求ポイントの違いなどで別々の広告グループでそれぞれ掛け合わせたキーワードを入札したとき、似たようなキーワードであったために、検索クエリによっては本来出したかった広告文が出せなかったというような状態も発生します。

そういった事がないようにGoogle広告では、どのキーワードの検索クエリとして広告表示やクリックされたのかを検索クエリレポートで確認する事が出来ます。

管理画面の検索クエリから、[表示項目の変更]→[属性]→[キーワード]を追加すると、検索クエリがどの入札キーワードの検索クエリとなったのかを確認する事が出来ます。

検索クエリレポート

検索クエリレポート

これを使って、もし意図としていないキーワード(広告グループ)で広告表示されている検索クエリがあるのであれば、例えばその検索クエリを表示させたくない広告グループで除外キーワードに設定するなどの対策をする事が出来ます。

どの入札キーワードから来ている検索クエリなのか、ハッキリとわかっている場合は必要ありませんが、細かく広告グループの設定をしている場合など、検索クエリによっては「こっちの広告文&ランディングページにしたかったな」という事も出てきますので、そういった時にこの方法で確認し適宜施策をしていくと良いと思います。

ちなみに現在Yahoo!広告では管理画面でもレポートでも、この「どの入札キーワードの検索クエリとなったのか」という機能はありませんので、Google広告での結果を見ながらYahoo!広告でも同様の設定にしていくようにすると良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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