Google広告 共有ライブラリの使い方
リスティング広告にはYahoo!広告とGoogle広告があり、基本的な使い方や運用方法は同じですが、アカウントの設定の部分や機能の部分で様々な違いがあります。
その中の一つとして、現段階ではGoogle広告だけの機能である「共有ライブラリ」というものがあります。
この共有ライブラリというのは異なるキャンペーン同士、広告グループ同士で設定を共有する事が出来る機能なのでうまく使う事が出来れば効率良くアカウントを運用する事が出来ます。
共有ライブラリで設定する事が出来るのは以下の6つです。
・広告
・ターゲットユーザー
・入札戦略
・予算
・キャンペーンの除外キーワード
・キャンペーンの除外プレースメント
「広告」は文字通り、同じ広告文をキャンペーンを跨いだ複数の広告グループで共有する事が出来る機能です。
「ターゲットユーザー」はディスプレイネットワークでリマーケティング機能を使う時のリマーケティングリストを作る時に使います。
「入札戦略」は先日追加されたばかりの機能ですが、4種類の目的に合わせて自動入札する事が出来る機能で、広告グループ、キーワード単位で設定する事が可能です。
ここで入札戦略を設定しておくと、広告グループ画面、キーワード一覧画面で選択/設定する事が出来るようになります。
「予算」はキャンペーン毎に設定してあった一日の予算を、複数のキャンペーンで一日の予算を共有する事が出来る機能です。
「キャンペーンの除外キーワード」は複数のキャンペーンで除外キーワードを共有する事が出来る機能です。ここで除外キーワードリストを作っておき、キャンペーン画面のキーワードの一番下、除外キーワードの設定の所でこの除外キーワードリストを呼び出して設定する事が出来ます。
「キャンペーンの除外プレースメント」も同様にディスプレイネットワークで除外したいプレースメントリストをここで作成し、ディスプレイネットワークの設定時に複数のキャンペーンで適用出来るようにする機能です。
共有ライブラリを有効に使うことで、リスティング広告を管理しやすくする事が出来るので、使う/使わないは別として、こういった機能がある事は理解しておいたほうがいいかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智