Yahoo!とGoogleどちらが良いのか
公開日: 2013年6月25日
リスティング広告は主にYahoo!広告とGoogle広告とがあります。
細かな仕様の違いはありますが、基本的には「検索されたキーワードの検索結果画面に表示される広告」というように同じようなサービスとして認識されていますよね。
このリスティング広告をはじめる前、導入前の方から「Yahoo!広告とGoogle広告、どちらから始めたらよいですか？」というご質問をたまにいただく事もあります。
どちらが良いというのはその「良さの判断基準」によって変わるのだと思います。
Google広告は現時点で設定できる広告設定オプションもたくさんありますし、競合を調べるためのオークション分析レポートなど運用面では優秀かもしれませんが、Yahoo!広告はスマホビルダーのようなツールもありますし、検索エンジンのシェアで言えばまだYahoo!のほうが多いのが現状です。
ただ、リスティング広告を運用するそもそもの目的は成約数を上げることだったり売上げを上げることだったりすると思いますので、その成果の部分で「どちらが良いのか？」と聞かれると「やってみなければわからない」というような返事になってしまいますよね。
ただ、リスティング広告を導入する前にYahoo!広告、Google広告のどちらかを選択しなければいけないという場合には、コンバージョン率高そう、成約率が高そうだと思われるキーワードを中心に、Yahoo!、Googleそれぞれの検索ボリュームや予想クリック単価、競合他社の有無、数などで判断するケースがあります。
検索ボリュームは多いに越した事はないと思いますが、その分競合他社も多くクリック単価も高いというのであれば、検討しなくてはいけません。
逆に検索ボリュームはあまり多くないが、競合他社も少なくてクリック単価も比較的低いというのであれば、そういった状況を1件あたりの目標獲得単価、予想コンバージョン率などと照らし合わせてうまくいきそうなほうを選択していきます。
そもそも広告予算が限られているため「Yahoo!とGoogleどちらが良いのか？」という質問になるのだと思います。
リスティング広告を導入する前に、予算にきつい縛りをかけてしまうのはあまり良くありませんが、通常は広告予算があり、その中での運用が要求されます。
その縛られた広告予算で運用をはじめる場合、Yahoo!広告、Google広告のどちらかを選択するというのではなく、全てのケースに当てはまるわけではないと思いますが、どちらかに絞りこむというよりは成約になる（なりそう）な部分にターゲットをさらにさらに絞り込んで、Yahoo!広告もGoogle広告も両方運用するに越した事ないと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
