Google広告 変動幅の大きい広告レポート追加
先日、Google広告でまた「変動幅の大きい広告レポート」という新しいレポートが追加されました。
この変動幅の大きい広告レポートというのは、広告費用とクリック数が大きく変動したキャンペーンや広告グループが表示され、その詳細情報や考えられる理由などを表示してくれるというレポートです。
日々、一つのアカウントでも様々な施策をしている場合、その変化に気がつかなくなる恐れがありますが、この変動幅の大きい広告レポートを確認すると、そういった数値の変動を確認する事が出来るようです。
変動幅の大きい広告レポートは、[ディメンション]タブから[表示]→[変動幅の大きい広告]を選択すると確認出来ます。
直近7日、14日、28日と選択する事が出来、その選択した期間と同期間の過去のデータと比較され、レポートが出てきます。
「ご利用金額」と「クリック数」で変動幅の大きいものをそれぞれ確認する事が出来ます。
「ご利用金額」を選んだ場合、その下にある「ご利用金額の増加の上位」というところでどの広告グループやキャンペーンだったのか、またその詳細が表示されます。
この詳細の部分では、「平均クリック単価」、「クリック率」、「クリック数」、「平均掲載順位」、「表示回数」の比較を確認する事が出来ます。
そして詳細の一番下には「考えられる原因」としてキーワードの追加や広告文の変更など、数値が変動した原因となった施策内容も表示されます。
この「考えられる原因」はアカウント内の設定の変更のみ反映されるため、必ずしも出てくるとは限りません。
ただ、考えられる原因がなにもないにもかかわらず変動幅が大きい広告と出た場合、競合他社の動向に変化があったのかなど何かしら状況に変化があったのではないかと考える事が出来ます。
日々の管理だけでは気が付かない事なども、このレポートを見るとわかってくる事もあると思いますので、ぜひ活用していきたいですね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智