リスティング広告 広告文のNG例
リスティング広告を運用する方にとって、結構頭を悩ませるのが広告文作りですよね。
自社の商品やサービスを見直し、キーワードからどのようなユーザーが検索をするのかという所を想像し、そのユーザーに対してどのような言い回しをすれば反応してもらえるのか・・・、と色々と考えながら広告文を作っていくのだと思います。
リスティング広告は結果が全てですので、試してみる前の段階で「これが正解」というものはありませんが、最低限やってはいけないNG例というものはあります。
色々なNG例があると思いますが、今日はその一部を書いていきたいと思います。
・ウソ、誇大広告
例えば価格が「5,000円~」のものなのに広告文が「3,000円~」と書いていたり、創業間もないのに「創業30年」と書いていたり。
金額に関してはランディングページと広告文の金額が違うのであれば、直帰の原因となりますし、ウソを書いて良い事は一つもありません。
また創業年月を誤魔化したところで、ネットでは様々な情報を探す事が出来るのであまり意味がないような気がします。
今持っている武器でいかに他社と戦うか、お客様に自社の持っている良さをどのように伝えればメリット、ベネフィットとして感じていただけるのかという所が広告文を作る上で大切なんだと思います。
ウソをつくつもりがないのに、価格の変更やキャンペーン終了などで、結果としてウソになってしまう事もあります。
直帰、離脱の原因になるだけでなく、ユーザーとしてウェブサイトの印象をとても悪くしてしまうので注意しなくてはいけませんね。
価格変更、サービス変更、キャンペーン期間などをきちんと把握して広告文とリンクさせていく事が大切です。
またウソとまでは言わないまでも、誇大広告となってしまっている事もあります。
広告文で大げさに書いてしまうと、訪問するユーザーはとてもガッカリしてしまいます。
クリックさせるという意味ではある程度大げさに書く事も一つに手ですが、期待してクリックしたユーザーのその期待を上回るランディングページにしておく事がコンバージョンを獲得するためには必要な事だと思います。
・専門用語すぎて意味が伝わらない
例えばウェブ系のサービスとかであればよくわからない横文字を使ってみたり、その業界にいる人でなければわからない一般的ではない言葉などが広告文に書いてあると意味が通じずごく一部の人にしかクリックされないという事もあります。
これは広告に限らず、普通の会話の中でもありますよね。会話の中であれば、聞く側としてはわからない言葉の意味を聞き返す事も出来ますし、話す側であれば相手の表情や返答の仕方から意味が通じていないのではないか、という事を察知し、会話を修正していくなど出来ますが、広告文は一方的に伝えるのみです。
意味が通じていないのであれば、広告文でセグメントしていく事も出来ないためターゲットからクリックされないためのチャンスロス、ターゲット以外からクリックされて無駄なクリックが発生、という事が起こりえます。
なのでなるべくなら、専門用語ではなく誰でもわかる言葉で広告文を作ったほうが良いと思います。
でも使い方としてターゲットとしているユーザーが、そういったいわゆる「プロの方」であるなら、あえて専門用語で広告文を作るのも一つの手だと思います。
・誤字、脱字
これ色々な広告を見ているとたまにありますよね。
漢字の間違い、漢字/カタカナの変換ミスなど。感じ方はそれぞれかもしれませんが、少なからずそういった誤字脱字はあまり好印象は持たれないと思いますので、広告文を設定する時にはきちんと確認していきましょう。
・広告のリンク先URLを間違えてしまっている
これもたまにありますよね。クリックしたら「ページがありません」とエラーメッセージが出てしまった、とか。
これも単純な設定ミスだと思いますが、担当者からしてみたらミスでは済まされませんよね。
これに気が付いた時の心境と言ったら・・・。
広告文の変更や作成をする際は、きちんと確認しなくてはいけませんね。
以上広告文におけるNG例でした。
これ以外にも様々あるとおもいますが、基本的には自社の商品やサービスとターゲットを正しく理解し、魅力的だと感じてもらえるような広告文にする事が大切です。
また誤字脱字やURLのミスなど、人間のやっていることなので100%ミスや間違いが起こらないとは言い切れないと思いますが、なるべくそのような事がないように落ち着いて設定する事も大切だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智