Google広告のサイトリンクについて
今回はGoogle広告にについて。
Google広告には広告のオプションとしてサイトリンクというものがあります。
サイトリンクとはこれの事ですが(赤枠の部分)↓※クリックで大きくなります。
以前少しサイトリンクを使っていた時期がありましたが最近自社サイトで新たなサービスをはじめたので、これを機にまた使ってみる事にしました。
サイトリンクを使うメリットは、出稿する側としては「広告の占有率が上がる」という点です。かなりインパクトありますよね。
あとはユーザーにとって、より適切なページへ誘引する事が出来るので広告のクリック率が上がり、さらにクリックした後のサイトの直帰率を下げる効果もあります。
実際、クリック率は以下のようになりました。
検索(サイトリンク込み)↓
サイトリンクのみ↓
もちろん、どんな時でも使えば良いというわけではないと思いますが、例えば「ビックワードでの検索の時」など有効かもしれません。
例としてパソコンショップ。デスクトップもノートPCも売っていて、さらにサイト内に「デスクトップ」、「ノートPC」というようにカテゴリ別のページがあるとします。
通常、広告グループをそれぞれ分けて下記のように設定します。
・『デスクトップ 通販』で検索された時、デスクトップ用の広告文→デスクトップページへリンク
・『ノートPC 通販』で検索された場合、ノートPC用の広告文→ノートPCページへリンク
ただ検索する人が、『パソコン』とか『パソコン 通販』と検索した時に「デスクトップ」「ノートPC」とサイトリンクが用意してあるとよりクリックしてもらいやすくなり、クリックした後の反応も良くなります。
ただ、サイトリンクの設定をするのは簡単ですが、必ずしも検索結果にサイトリンク付きで出てくるわけではありません。
Google広告ヘルプによると下記のような場合、サイトリンク付きの広告が表示される可能性が高くなるようです。
・Google 検索結果の上部に広告が表示されている。
・広告の品質スコアが極めて高い。
・サイトリンクのリンク先ページと、広告主様が取り扱っている商品やサービスとの関連性が高い。
色々と試してみてもやはり最上部で表示させ、なお且つ品質スコアも9~10くらいであればサイトリンク付きでの広告表示になりそうです。
自社の商品やサイトの構造によって使えない場合もありますが、広告の占有率とクリック率が上がるので継続させる、させないはコンバージョン数やCPAで今後判断していくとして、一度試してみるのは良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智