Google広告 無効なクリックについての対処法

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リスティング広告を運用する方にとって、少し気になる問題の一つとして「無効なクリック」がありますよね。

「なんだか最近著しく費用対効果が悪くなった。競合他社がウチの広告を何回もクリックしているせいだ!」というように証拠もないのに決めつけるかたもいたり、結構、気にしている方も多いと思います。

Yahoo!広告、Google広告も同様に無効なクリックについては、あまりにひどい状況だと広告主離れに繋がるため、かなり気にしていて無効なクリック対策も常にしているようです。

Google広告において、「無効なクリック」の定義は『ユーザーの純粋な興味によるものではないクリック』とされており、例として以下のようなものがあります。

1、ダブルクリック時の2番目のクリックなど、価値のない偶発的なクリック
2、広告主様の費用を意図的に増やすために手動で行われるクリック
3、広告を掲載するサイト運営者の収益を意図的に増やすために手動で行われるクリック
4、自動ツールやロボットなどの不正なソフトウェアによるクリックや広告表示
5、広告主様のクリック率を作為的に低下させるために行われる広告表示

ダブルクリック時の2回目のクリックのような偶発的なもの、意図的にクリックを増やす、自動ツールのようなものでクリック数、広告表示回数を増やす、あとは意図的にクリック率を下げるなど、純粋な興味ではない広告の表示やクリックが無効なクリックとして紹介されています。

Google広告では、この無効なクリック対策として、無効と疑われるクリックが発生した場合にはアカウントの数値に反映する前に検出して除外しているとの事。

具体的には
AdWords 広告のクリックは、ひとつひとつシステムによって検証されます。Google では、IP アドレス、発生時刻、重複するクリックの有無、その他さまざまなクリック パターンなど、発生した各クリックについて多数の項目を確認しています。これらの要素はシステムで分析され、アカウントに表示される前に、無効な疑いのあるクリックが検出、除外されます。
とあります。

詳細はこちらにあります。
Google の無効なクリックへの対策
http://www.google.com/ads/adtrafficquality/invalid-click-protection.html

この無効なクリックについて、管理画面から「無効なクリック数」と「無効なクリック率」は現在[キャンペーンタブ]と[ディメンションタブ]のみで確認する事が出来ます。

キャンペーンタブをクリックし、[表示項目]→[表示項目の変更]→[掲載結果]の中に無効なクリック数と無効なクリック率があるので、その項目を追加すると確認する事が出来ます。

ただ、クリック数が急激に増えたから、広告の表示回数が急激に増えたから、費用対効果が悪くなったから、それがすべて無効なクリックによるものと考えるのはよくありません。

クリック数も広告の表示回数も増える原因というのは外的な要因も含めて様々ありますし、またアカウントに何かしらの改善をしていくと、数値には少なからず影響は出てきますので、そういう所も検証する必要がありますよね。

Google広告のほうでも検出されず、でもこれはやっぱり不正クリックだと思った場合には、ヘルプからGoogleのほうへ無効なクリックの報告をして、クリック調査のリクエストをする事が出来ます。

数営業日かかるという事ですが、Googleの専門チームが自社のアカウントのクリックを調べてくれるようなので、もし「これはどう考えてもおかしい」と思った方は、クリック調査のリクエストを出す事も検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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