リスティング広告で占い系サイトを出稿する際の注意点
リスティング広告は通常、出稿する際に審査があり基本的には審査に通った広告しか出稿する事が出来ません。
広告出稿しようと思っているビジネスの内容から、キーワード、広告文、広告のリンク先ページ(ランディングページ)、広告のリンク先ページにリンクされているページなどが審査され、掲載ガイドラインを違反したものがあった場合には広告は不承認となり、問題となる箇所を修正/変更しなければ広告出稿する事が出来ません。
その不承認となる箇所が明確で簡単に直せるものであればすぐに直して再審査し、OKとなればすぐに広告掲載開始となりますが、例えば個別に掲載基準が設けてある業種などは、きちんとその掲載基準をクリアするように広告のリンク先ページ等変更する必要があります。
そういった個別に掲載基準が設けてあるためか、なかなか審査が通りにくく、たまにご相談いただく業種として「占い系サービスのサイト」があります。
占い系サービスのサイトについて、リスティング広告自体出稿する事は可能ですが、少し間違えると審査で不承認となってしまうので注意が必要です。
Yahoo!広告では、占い系サービスのリスティング広告出稿について、個別に以下のような掲載基準が設けてあります。
占いに関する広告については、下記の掲載基準をリンク先のサイトにて満たす必要があります。
(1) 利用者の生命、身体、財産に対して惑わせたり、不安を与える表現がないこと
(2) 以下、いずれかの基準を満たすこと
1. 日本国内の株式取引市場に上場していること
2. プライバシー情報を取得する場合は、プライバシー保護に関する第三者機関の認定を受けていること
3. 利用者が事前にサービス内容を理解するために必要な次の情報の提供があること
(ア) 占い師のプロフィール、種類、占いの内容
(イ) 占いの利用手順
(ウ) 料金システム
(エ) 取得した個人情報の取り扱い方法
(オ) 登録後のメール送信の内容、頻度、退会方法
きちんとした情報を広告のリンク先ページに載せる事が出来れば出稿する事が出来そうですが、あまり胡散臭いものであったり「霊感がどうの~」とたくさん書いてあるようなものは、Yahoo!広告の掲載ガイドライン「掲載出来ない広告」の中にある
(8) 非科学的または迷信に類するもので、利用者を惑わせたり、不安を与えるもの
に該当すると判断される恐れがあるので注意が必要です。
そもそも占い自体が非科学的なような気がしますが、この辺、実際に審査に出してみても線引きが大変曖昧に感じますので、審査に出す際はまた改めて見直す必要があると思います。
Google広告では現在のところ掲載ポリシーで占い系サービスのサイトについて特に禁止していたりする事はありませんが、Yahoo!広告と同様にあまりに胡散臭いものはNGになると思います。
また、不明瞭な料金体系とか不明確なビジネス、個人情報取得目的のサイトというような他の掲載ポリシーによる不承認となる場合もありますので、そういった所も見直したほうが良いと思います。
ただ今まで複数の占い系サイトを審査に出してみて感じるのは、この占い系サービスに関してはGoogle広告のほうが審査に通りやすい気がします。
Yahoo!広告のほうも、広告を出す事が出来ない業種ではありませんのできちんとガイドラインに沿った内容にして出稿しましょう。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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