リスティング広告の広告表示オプションを活用する
先月、Yahoo!広告、Google広告共にユニファイドキャンペーン、エンハンストキャンペーンという新しいキャンペーンへの自動アップグレードが終了しました。
このアップグレードにより、様々な変更点がありましたが、Yahoo!広告、Google広告共に広告表示オプションが強化されましたね。
以前から広告表示オプションはありましたが、今回のアップグレードで特にYahoo!広告の広告表示オプションは使いやすくなったかなと思います。
今まで使っていなかったという方も、新しいキャンペーンへのアップグレードを機に設定しようと思う方もいらっしゃいますので、設定方法は以下の通りです。
Yahoo!広告
Google広告
それぞれ使用できる広告表示オプションは以下の通りです。
Yahoo!広告
・クイックリンクオプション
・電話番号オプション
Google広告
・住所指定オプション
・電話番号指定オプション
・クーポン表示オプション
・サイトリンク設定オプション
・商品情報表示オプション
・ソーシャル設定オプション
・動的検索広告設定オプション
・アプリリンク設定オプション
現在、普段から使うのは住所指定オプション、電話番号指定オプション、サイトリンク設定オプションでしょうか。
クイックリンク、サイトリンクオプションは広告のリンク先ページ以外にリンクさせるページがないと使用する事は出来ませんし、設定しても検索結果上部に広告表示されないと、このオプションも表示されません。
ただ、表示されると画面の占有率も高りクリック率も高くなる傾向はありますので、使う事が出来る環境であれば使ってみるのも良いと思います。
電話番号指定オプションはスマホ向けのオプションで、検索結果画面から直接電話を書ける事が出来るものです。
Yahoo!広告では設定してもPCの検索結果画面に電話番号は表示されませんが、Google広告の場合には電話番号指定オプションを使うと、PCの検索結果画面にも電話番号が表示されます。
住所指定オプションは現在Google広告のみで使用する事が可能です。
以前はGoogleプレイスの設定が必要でしたが、現在はGoogle広告の管理画面内で設定する事が可能で、複数設定する事も可能になりました。
この住所指定オプションも、先程のクイックリンク/サイトリンク同様に掲載結果の画面占有率を上げる事が出来ます。(ほんの少しですが)
実店舗の集客でGoogle広告を活用している方などは、使ったほうが良いかもしれませんね。
以上のように、通常の広告にプラスして様々な業種業態で広告表示オプションを活用する事が出来ます。
まだまだこれからも機能が追加されていくと思いますので、「これは有効だ」と思われるものはどんどん試していったほうが良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智