デバイス別の数値を確認してキャンペーンの最適化をする
先月、Yahoo!広告、Google広告共に、ユニファイドキャンペーン、エンハンストキャンペーンへの自動アップグレードが行われ、同じキャンペーンでPC、スマートフォン両方に広告配信する事が出来るようになりました。
スマートフォンへの広告配信の重要度が増して、今後さらにスマートフォンへの広告配信する機会が増える事は確実なので、デバイス別でもうまく効果を測定し、最適化をしていきたい所です。
このデバイス別の広告効果について、デフォルトの状態では管理画面内の数値はデバイス別で分かれていませんので、デバイス別で確認するためには以下のようにする必要があります。
Yahoo!広告は管理画面から[表示]をクリックし[デバイス]を選択。
すると、「PC」、「フルブラウザ搭載の携帯端末」、「フルブラウザ搭載のタブレット端末」と、広告の掲載結果の数値がそれぞれ分けて出てきます。
Google広告の場合は管理画面内、[分割]から[デバイス]を選択。
すると同じように「パソコン」、「フルインターネットブラウザ搭載の携帯端末」、「フルインターネットブラウザ搭載のタブレット端末」というように、数値を確認する事ができます。
新しいキャンペーンに移行して、スマートフォンへの広告配信は、入札価格を調整するという形になりました。
スマートフォンへの広告配信の入札調整率を上げるか/下げるか、どれくらいに設定するのかなどは、業種、業態によっても違いますし、その時の状況にもよると思いますので、効果が出ているから、出ていないからという理由だけで最適化出来るものでもないと思います。
ただこのデバイス別配信結果の数値を一つの判断材料として入札価格の調整するというのも良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智