Google検索でキーワード入力途中に広告が表示された場合、インプレッション数は計測されるのか
GoogleもYahoo!も、キーワード検索のみならず、画像検索や地図検索、ニュース検索、ブログ検索、リアルタイム検索(現在はyahoo!のみ)など、様々な検索の機能がありますよね。
日々、色々な情報を探したり調べたりするわけですが、ふとGoogle検索をして気が付いた事がありました。
検索したいキーワードの入力を進めていると、まだ入力し終えていないのに検索キーワードが出てきますよね。
まだキーワードが確定していない段階で検索結果画面が表示されてくる時があります。
これは、他のユーザーが検索をした人気の高い検索クエリに基づいて残りの検索クエリを予測し、その予測されたキーワードに対する検索結果とリスティング広告が表示されるという「Googleのインスタント検索機能」仕組みです。
で、ふと思った事というのは、この「インスタント検索機能で表示されているリスティング広告はインプレッション数に計測されているのか」という事です。
ユーザーが本来検索しようと思っていたキーワードが、このインスタント検索で予測されて出てきたキーワードではない場合、入力文字が予測と変わればその時点で検索結果が変わりますので、よっぽどの事がない限りクリックはされないと思いますが、このインスタント検索で出てくるインプレッション数が管理画面に反映されているというのであれば、キーワードによっては少なからず影響はあるのではないかと思います。
一応調べてみると、このインスタント検索の時に表示される広告についてですが、通常のインプレッション数のカウントとは少し違うようですね。
以下Google広告ヘルプ内の解説です。
Google インスタント検索を利用して検索を行うと、次の場合に広告の表示回数がカウントされます。
・ユーザーが Google で検索クエリの入力を開始して、ページ上の任意の場所(検索結果、広告、スペルの訂正、関連する検索)をクリックしたとき。
・ユーザーが [検索] ボタンをクリックするか、Enter キーを押すか、予測されたクエリの 1 つを選択したとき。
・ユーザーが入力を止めて、結果が 3 秒以上表示されたとき。
なので、仮に入力途中に自社の広告が表示されたとしても、ただ単に入力途中であればインプレッション数にはカウントされないようですね。
ただ入力途中で手が止まり、入力途中でもそのまま3秒以上経過されたらインプレッション数として計測されるようですので、例えばあまりパソコンの入力に慣れていない人が検索をした時に次の文字を入力するまで3秒かかってしまったら、不本意ながら1インプレッションと計測されるという事みたいですね。
まぁでもそんな事は稀なケースだと思いますので、この事についてはあまり気にしなくてもいいみたいです。
株式会社アイエムシー 大塚雅智