Yahoo!広告、Google広告のアカウント内のキーワード上限数
リスティング広告のご相談をいただいた際に「キーワード数はどれくらいがいいの?多ければ多いほどいいんでしょ?」というご質問をいただいた事がありました。
キーワード数に関しては数が多ければ良いというのではなく、きちんとターゲットに合わせたキーワードを用意出来ているのか、適切なグルーピングが出来るのかというところが大事だと思っています。
ですが、きちんと成果を出すという目的のために、場合によっては大量のキーワードを入札する事もありますので、その時に気になるのがキーワードの上限数です。
ごく稀にYahoo!広告でキーワード数がアカウントの上限を超えてしまったという事もありましたので、確認のためにYahoo!広告、Google広告のアカウント内の現時点でのそれぞれの上限数は以下の通りです。
■Yahoo!広告のそれぞれの上限数
・キャンペーン数:100個(アクティブ、一時停止合わせて)
・広告グループ数:1キャンペーンごとに2,000個
・キーワード数:1広告グループにつき対象外キーワードと合わせて2,000キーワード、アカウント全体で50,000キーワード
・テキスト広告数:1広告グループにつき50個
・対象外キーワード:キャンペーンごとに5,000キーワード、広告グループごとは広告グループ内の登録キーワードと合わせて2,000個
■Google広告のそれぞれの上限数
・キャンペーン数:10,000個(アクティブ、一時停止合わせて)
・広告グループ数:1キャンペーンにつき20,000個
・キーワード数:1広告グループにつき20,000キーワード、アカウント全体で5,000,000キーワード
・テキスト広告数:1広告グループにつき50個、アカウント全体で4,000,000個(アクティブ、一時停止合わせて)
・除外キーワード:除外キーワードリストごとに5,000キーワード(除外キーワードリストは1アカウントにつき20個まで)
こうして比べてみるとYahoo!広告とGoogle広告ではかなり上限数に差があるように感じますね。
キャンペーン数、広告グループ数、キーワード数などはGoogle広告が10倍~100倍という上限数になっています。
ただYahoo!広告に関してもキーワードの上限数に達してしまう事はごく稀なケースですし、先程も書いたとおりキーワード数が多ければ良いというものでもありません。
上限数が多い事は悪い事ではありませんが、キャンペーンにしろ広告グループにしろ、数ではなく適切なアカウント作りをする事が大切だと思います。
ちなみにこのそれぞれの上限数は現時点のものであり、キャンペーン数であったり広告グループ数であったり、もちろんキーワード数もですが今までにも何度か上限数の変更が行われているため、今後もこの上限数が変わっていくという事は十分あり得ると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智