Yahoo!広告 広告表示オプションの機能改善と地域別入札額調整機能の追加
最近、Google広告のほうでも管理画面内の表示の変更や新しい機能の追加などがありましたが、今回、Yahoo!広告のほうでも機能の改善が行われるようです。
今までGoogle広告のほうでは設定する事が出来ていた機能ですが、Yahoo!広告のほうでも広告表示オプションの配信スケジュールを設定する事が出来るようになるみたいですね。
広告表示オプションとは、メインの広告の下に他のランディングページへのリンクを表示させる事が出来る「クイックリンク」や、スマートフォン向けのリスティング広告に対して電話番号を一緒に表示させる事が出来る「電話番号オプション」です。
この広告表示オプションを表示させる/させないを曜日や時間で管理する事が出来る機能が今回追加される配信スケジュール設定になります。
例えば、飲食店などの集客用にリスティング広告を活用している場合、営業時間外に電話をかけられても対応できないという時など、電話番号オプションにスケジュール設定をしておくと便利ですよね。
またこれらの広告表示オプションは設定する際に、配信先のデバイスの選択も可能になるとの事ですので、例えばスマートフォンにだけクイックリンクを表示させるという事も出来るようになるという事です。
ほかには、地域に対しても入札率の調整をする事が出来るようになるそうです。こちらもGoogle広告では以前からある機能ですよね。
効果測定をしつつ、入札額を抑えたいところは抑え、逆に広告の表示回数をもっと増やしていきたい、表示回数のロスを極力減らしたい、掲載順位を上げたいという地域があるならば、他の地域よりも入札率を高めに設定する事も出来ます。
これらの新しい機能は、なんでも使えば良いというものではなく効果を見ながら必要な場合や有効だと感じた場合には使っていくというようにしていくのが良いと思います。
さらには今回、追加機能として「入札価格調整率計算ツール」というものも登場するみたいですね。
デバイス、地域、曜日・時間帯でそれぞれ入札価格調整率を設定した場合、最終的な調整率と入札価格が計算できるツールだそうです。
確かに、複数の条件で入札価格の調整率を設定した場合、訳わからなくなる場合がありますからね。これも便利です。
ちなみに、以上の機能の改善や追加は2013年10月23日(水)に導入予定だそうですね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智