Google広告 広告ランクの算出方法に広告表示オプションも追加

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リスティング広告はタイトル+本文というように通常のスタイル以外にも、関連する他のページへのリンクを表示(サイトリンク/クイックリンク)させたり、電話番号を表示させたりする(電話番号オプション)ような、広告表示オプションと呼ばれるものがあります。

検索するユーザーに対して、そのユーザーが探しているものをより早く見つけてもらうためのもので、使う/使わないは広告主側の自由ですが、広告を出す側からしてみても商品やサービスによっては大変有効な広告の表示方法です。

広告表示オプションのサイトリンク

広告表示オプションのサイトリンク

Google広告の広告表示オプションには先程のサイトリンクや電話番号オプションの他にもYahoo!広告には無い、「住所指定オプション」や「商品情報表示オプション」など様々ありますが、この度、Googleから広告ランクの算出方法として、今までは上限クリック単価と品質スコアを元に算出していたものを、今後はこの広告表示オプションも考慮に入れると発表がありました。

この広告ランクとは広告の掲載順位を決めるもので、今までは上記のとおり出稿側で決める事が出来る上限クリック単価とキーワードごとにランク付けされている10段階の品質スコアで決めていたものを、それにプラスし広告表示オプションも考慮されるようになるとの事です。

この広告ランクの算出方法について、「広告表示オプションの効果」が考慮されるという事ですが、具体的に広告表示オプションの効果とは、「関連性」、「クリック率」、「検索結果ページにおいて注意をひきつけやすいか」という要素が考慮されるとの事です。

また、広告と一緒に広告表示オプションが表示されるかどうか決める時にも広告ランクがより重要視されるとの事。
広告表示オプションを表示させるために、場合によっては入札価格の変更や品質スコアの改善も必要となるみたいですね。

広告表示オプションは確かにものすごく使える広告の表示の仕方ではありますが、あくまでもケースバイケースであって、全ての商品や商材、サービスで使えるものではありませんし、ウェブサイトの構造によっても使える場合と使えない場合があります。

そうするとこの広告表示オプションを使っていない広告への評価というのはどうなってしまうのでしょうか?
広告表示オプションを使っていないと無条件で評価が下がるというのであれば、なんとかして使えるように今後考えていかなくてはいけない場合も出てきますし、そうでないというのであれば、競合他社が広告表示オプションでの評価を下げてしまい相対的に自社の広告の評価が上がるというようになるのであれば今後も使わないほうが得策となる場合もありますよね。

まだ今後はどうなるのかわかりませんが、リスティング広告でやっていく事の基本は変わりませんし、広告ランクの算出方法がどうの~というような事も確かに大切な事ではありますが、そういった事に振り回されてしまってもしょうがないので、リスティング広告の目標をしっかりと見定めてそれに合わせた施策をしていくことが大切だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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