リスティング広告のスケジュール機能を活用する
公開日: 2013年11月27日
よくリスティング広告で効果測定をしていると、お問い合わせが比較的多い時間帯であったり、商品がよく売れる曜日などを発見する事がありますよね。
業種や業態、また扱っている商品やサービスによって、それが日中の時もあれば夜中にある場合など変わってはきますが、売れる時間帯や売れる曜日など傾向として表れる事はよくあります。
またECサイトを運営している方であれば「商品が売り切れてしまったため広告を一旦停止にしたい」とか「明日の新商品のリリースに合わせて商品を販売していきたい」と思う事もあると思います。
リスティング広告は「広告を出したい時に出す事が出来る」という点も特長の一つとしてありますので、そういった売れる時間帯や曜日に合わせて広告を配信する事も可能ですし、広告のオン/オフも自由にコントロールする事が出来るので売り切れの場合には無駄な広告費を発生させずに済みますし、新商品の販売の際にはリリースに合わせて広告を出す事が出来ます。
この広告をオン/オフにする作業というのは一見地味ですが、リスティング広告で売上を上げていくためにはとても大切な作業ですので、面倒でもきちんと対応しなくてはいけません。
売れる時間帯であったり曜日であったり、その時間帯に合わせて広告配信をしたい場合にはYahoo!広告でもGoogle広告でも自動的に広告のオン/オフの切り替えが出来るスケジュール機能もありますので、その機能を活用すると運用の手間は少し省けますよね。
設定方法はYahoo!広告では管理画面内でキャンペーンを選択し[キャンペーンの設定情報]からターゲティング設定の[編集]をクリックし、曜日時間帯の[設定をする]にチェックを入れて設定をする事が出来ます。
Yahoo!広告 スケジュール設定
この画面で、時間帯ごとに入札価格を引き上げたり、引き下げたりという設定もする事が出来るので、広告の効果の合わせてその部分も設定するとより効果的な広告活動になる事もあります。
Google広告での設定方法は、管理画面から同じくキャンペーンを選択し、[設定]タブをクリック。
その中の[広告スケジュール]をクリックし、[+広告のスケジュール]をクリックすると設定する事が出来るようになります。
Google広告 スケジュール設定
Yahoo!広告と同じように、入札価格を調整したい場合には、この広告スケジュールを一旦保存したあと、設定したスケジュールの一覧が表示されますので、そこから設定する事が可能です。
広告のスケジュールを管理して出稿する事は費用対効果を改善するためには効果的な施策の一つですので活用出来そうだという方は是非チャレンジしてみると良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
