Googleの検索結果 Google広告のところに広告アイコン出現
公開日: 2013年11月28日
少し前からGoogleで検索をおこなうと、たまにGoogle広告の部分に[広告]という黄色いアイコンが表示されるようになりました。
Google広告 検索結果画面
以前はグーグルアカウントにログインしている状態だと出てくるのかな？と思っていましたが、最近はログインしていない状態でも出現し、逆にログインしている状態だと出てこない時もあります。
こちらは旧バージョン↓
Google広告 検索結果画面
おそらく、今このアイコン付のものが出たり出なかったりするのは、今後このアイコン付の検索結果画面に切り替えていくためのテストの段階なのかもしれませんね。
この検索結果画面を比較してみると、新バージョンはアイコンがかなり目立つため広告だという事が一目でわかりますが、Yahoo!の検索結果のように背景の色が新バージョンでは無くなっていますね。
旧バージョンよりもこのアイコン付の新バージョンのほうが、より「広告だ」と認識出来るようになった気がしますが、Googleとしての狙いはそこにあるのでしょうか・・・？
真意はわかりませんが、Yahoo!のほうは背景の色もなく広告のアイコンも無いため、どちらかというと広告だとわからないようにしているという印象がありますが、Googleの場合は、その逆で広告は広告だとユーザーにわかるようにしていきたいのかもしれません。
一般の検索をするユーザーの中には「広告枠だと思っていない」という方が一定数いると言われていますので、今まで広告枠だと思っていなかったユーザーが、「ここは広告だ」と認識したとするならばクリック率などに多少影響が出るかもしれませんね。
またリスティング広告の部分は広告として認識しつつ、「広告枠だからクリックしない」という変なこだわりを持つ方もいらっしゃいますよね。
今まで広告枠だと思っていなかったユーザーが、広告だと気がつき先述のように「広告枠だからクリックしない！」という気持ちになってしまったとしたら、クリックするユーザーが減ってしまう事になります。
ただ、そういったユーザーだけではなく探し物や検索の目的に応じて「リスティング広告だからこそクリックする」という方がいるのも事実です。
クリックしないという方がいたとしても、例えば何か商品を購入しようと検索をした時に、自分が探している商品がピンポイントでありそうだと感じる広告文が出ていたならばクリックすると思いますし、その後自然検索の部分と比較検討されたとしても、自分にとって一番良い買い物だと思わせる事が出来たなら、そのユーザーはきちんと商品を購入してくれるのではないかと思います。
このように、これからもコンバージョンを獲得していくためには、きちんとターゲットユーザーにメッセージを届けられるようなキーワード選定や設定、広告文の作り方、購入を促す広告のリンク先ページの訴求の仕方など、リスティング広告の基本をきちんとやっていく必要があると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
