リスティング広告の運用を失敗しないための心構え

公開日: 2013年12月20日大塚　雅智

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方タグ: リスティング広告, 代理店パーマリンク

リスティング広告は様々な業種・業態で使われておりますが、あまり効果が出ないと感じて撤退する方もいらっしゃいますよね。

リスティング広告を導入する企業が多くなり、競合他社がどんどん増えてきているこの状況の中、以前よりも思うように効果を上げる事が出来ずに撤退するという方もいれば、新規参入したが、予想していた効果を上げる事が出来ずに早々に撤退していく方など、状況は様々だと思いますが、皆さん「失敗だ」と感じたからリスティング広告に見切りをつけて撤退していったのだと思います。

他に効率の良い集客方法や宣伝方法があったから「失敗したわけではないが撤退を決めた」という方もいらっしゃるかもしれませんが、上記のように効果を上げられなかった方々は「失敗」をしたために撤退をしてしまった方々で、「失敗」さえしなければそのまま継続してリスティング広告を出稿していたと思います。

じゃあ、失敗しないためにはどうしたら良いのか・・・。リスティング広告の運用を失敗しないための心構えとは・・・、

それは「諦めない事」です。

「そんな冗談を！」と思った方もいらっしゃるかもしれませんし、「くだらない精神論か！」と中には怒ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

冗談でも何でもなく、あくまでも失敗しないための心構えの話として「諦めない事」を挙げさせていただきました。

リスティング広告はご存じのとおり、広告を出したら終わりというものではなく、広告の効果を測定し、数値を改善していくという事が特長の一つとして挙げられ、そこが非常に重要な部分となっています。

もちろん、初期の段階から躓かないために、きちんとターゲットの選定をしてそれに合わせたキーワード選びやターゲット目線での広告文作りというものが大切ですし、キーワード選定や広告文作成以外にもリスティング広告では設定しなくてはいけない事がたくさんあるので、そういったことも非常に重要ではあります。

ただ、リスティング広告と他の広告媒体との違いとして、「掲載結果が全て数値として把握する事ができる点」や「改善施策をリアルタイムで行う事ができる点」があります。

リスティング広告を導入したときに、あまり良くない結果が出たとしたならば、どこが良くなかったのかを数値から読み取り、その部分に対して改善施策をして、また様子を見る・・・、その結果を見てまた良くないようであれば原因を見つけ出し改善・・・という事を繰り返していけば必ず効果は改善されていきます。

また一つの原因に対しての具体的な改善施策も複数存在するため、「コレがダメだったらアレ」というようにトライアンドエラーを繰り返していく事も出来ますよね。

このように諦めずに継続し、改善を繰り返していく事がリスティング広告を失敗しないための心構えだと思います。

具体的な改善施策を学ぶことも大切だと思いますが、どんな結果が出てきたとしてもその結果というのはリスティング広告に限らず、今後のマーケティング活動のかけがえのない財産になりますので、その財産を活かし改善していく事が大切だと思います。