リスティング広告とSEO対策
よく検索エンジンマーケティングに興味をお持ちの方やお客様から「リスティング広告とSEOだとどっちが良いの?」というご質問を頂くことがあります。
リスティング広告とSEO(自然検索)の位置関係は上記画像のとおりとなっていますが、一般的にクリック率が高いのはSEO(自然検索)のほうだと言われていますが、それぞれ特徴があるので、リスティング広告とSEO対策の良い点を比較してみました。
まずリスティング広告の良い点として、
・即効性がある
・クリック課金型広告
・クリックあたりの広告費の上限を決めることができる
・予算配分が可能
・多数のキーワードを上位表示させることが可能
・広告文、クリックした先のURLを指定できる
・すべての結果が数値として把握できる
などがあります。
一方SEOの良い点は
・クリックされても費用は発生しない(業者に依頼すればその施策費はかかる)
・一般的にはクリック率が良いと言われている
・一番上に表示させることが出来れば企業(お店)としての信頼感が生まれる
などでしょうか。
まだまだそれぞれ良い点はあると思いますが、ざっと挙げるとこんな感じです。
リスティング広告とSEO対策の一番の違いはスピードだと思います。リスティング広告は「即効性」という部分で優れています。
○○というキーワードで上位に表示させたいと思ったら、すぐに上位表示させることができます。それこそアカウントさえ持っていてガイドラインに抵触しないものであれば状況によってはものの数分で上位表示できます。
SEO(自然検索)では、今SEO対策をしたからといってすぐに掲載順位が上がるわけではなく、だからといっていつ上がるのか、極端な話上位表示されるかどうかもわかりません。
リスティング広告であれば、例えば2週間後にセミナーを控えていて集客がまだ足りていないという場合、思い立ったときに集客をはじめて、そのセミナー当日、または定員になったら広告の掲載をすぐに停止する、なんて使い方も可能です。
SEO対策は自然検索で上位に表示されるので、企業、商品、サービスなど含めてサイトの信頼性を高める(閲覧者から見て)効果はあると思います。
しかし、不確実な要素が多いのも事実なのでウェブマーケティングの柱として考えるのはちょっと危険かもしれません。
もちろん検索結果に上位表示されるに越したことはないと思いますが。
「SEOの部分のほうが一般的にクリック率が高いと言われている」と冒頭に書きましたが、これはあくまでも「一般的な話」だと思います。
リスティング広告ではクリック率が良くないと思ったら、改善していけば良いだけですし、そもそもクリック率が高いからなんだという感じもしなくもないですが・・・。
リスティング広告とSEO対策の事はまだまだ色々と話したい事があるので、また別の機会に書きたいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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