品質スコア(品質インデックス)に対する考え方

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リスティング広告を運用すると、様々な数値を計測する事が出来ますよね。

広告の表示回数やクリック数という広告の掲載結果の数値や、コンバージョン数や1件あたりの獲得コストという広告の効果の部分まで、数値として出てきますので、目標に合わせて改善をしていく事が出来ます。

こういった数値は、きちんとした施策をする事で改善していく事が出来るので、「リスティング広告を運用する」という事は、これら数値を理解し、目標を達成するための改善施策と効果測定を繰り返す事なのだと思います。

このように出てくる数値の中には比較的簡単に改善できるものもあれば、その数値が決定する仕組みすら明確ではものがあります。

「品質スコア(品質インデックス)」です。

たまに「品質スコアが以前より悪くなったので改善方法を教えてください」というようなご質問をいただく事もあります。

品質スコアはサイトリンクの表示であったり掲載順位にも関係するものなので、確かに無視する事は出来ないのかもしれません。

品質スコア(品質インデックス)が決まる要因は複数あり、またYahoo!広告とGoogle広告とで、若干違います。

以前もこのコラムに書きましたが、品質スコア(品質インデックス)が決まる決定要素として、それぞれヘルプに記載されているものは以下の通りです。

■Yahoo!広告の品質インデックス決定要素
・アカウント内のすべての広告のクリック率
・アカウント内のすべてのキーワードのクリック率
・同じ広告グループ内にあるキーワードと広告との関連性
・キーワードおよび広告と検索クエリーとの関連性
・その他の関連性に関する要素

■Google広告の品質スコア決定要素
・キーワードの過去のクリック率
・表示 URL の過去のクリック率
・アカウントの過去のデータ
・リンク先ページの品質
・キーワードと広告の関連性
・キーワードと検索クエリの関連性
・地域別の掲載結果

広告文を変え、クリック率を上げることで品質スコアを改善する事が出来る事もありますし、広告のリンク先ページを変えることで改善する事が出来る事もあります。

逆に広告文を変えて品質スコアが下がることもあれば、広告のリンク先を変えることでも下がることがありますよね。

Yahoo!に関しては「その他の関連性に関する要素」と書かれているくらいなので、なにが品質スコアに対して影響力があるのかがハッキリ言ってわかりませんし、これは両方に言える事ですが、決定する要素は複数あり、それがどの程度の割合で影響しているのかもわからないため、何をすれば確実に改善する事が出来るとは断言できないですよね。

確かに品質スコアは様々な数値に影響を与えますし、コンバージョン数や1件あたりの獲得コストにも影響があるかもしれません。

ただ、「品質スコアを改善していく」という施策は簡単に出来る時もあれば、なかなか改善されない事もありますので、品質スコアが1とか2とか3というようにあまりにも低いケースでなければ、あまり神経質にならなくても良いのではないかとも感じます。(あまりにも低い場合には原因がはっきりしている事も多いので改善もしやすいかと)

リスティング広告を使う本来の目的はビジネスを伸ばしていく事にあると思いますので、品質スコアも大切ですが、こだわり過ぎず、ビジネスを伸ばすための施策という所から優先順位を付けていく事が大事なのだと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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