他に取り負けてるなぁと感じた時の改善法

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リスティング広告は様々な業種、業態の商品やサービスを販売するのに適した広告媒体だと思います。

今の時期であれば、「年度末」、「新年度」、「春」という事で、広告も活発に動く時期なのかもしれません。

しばらくリスティング広告を運用していると、「あれ?以前よりも集客数が下がってしまったな」と感じる事もありますよね。

コンバージョン数が下がった、コンバージョン率が悪くなったという現象が起こった時に、まずはその原因を突き止めなければいけません。

依然と比較してクリックのパターンが変わっていないか、無駄なクリックはないかと探していきますが、特にキーワード(検索クエリ)などに問題が無い場合、効果が悪くなった原因の一つに「他社に取り負けているのかもしれない・・・。」という選択肢も出てきます。

自社でリスティング広告のアカウントに手を入れたり、広告文を変えてみたり、ランディングページのコンテンツを変更してみたりと、色々改善をしていると同時に、他社でももちろん同じ事をしている可能性があります。

他社がおこなった施策が当たれば、自社の広告効果が下がるのは当然と言えば当然です。

なので、この「他社に取り負けているのかもしれない・・」と感じた時に見直す点としては以下の施策をやってみると良いかもしれません。

・掲載順位の見直し
・広告文の見直し
・徹底的な競合調査

「掲載順位の見直し」とは、言葉の通り掲載順位が他社よりも下位ではないか?という部分の見直しになります。

ユーザーは自分が探しているものだと認識しれば、基本、上からクリックをしていきます。

ユーザーによっては10番目までじっくり一つ一つ吟味する方もいますが、上から2つ、3つの中から比較検討をする方もいます。

中には1番上だけで決めてしまうというユーザーもいるため、掲載順位は上位にしておくに越したことはありません。

もちろん、費用対効果との兼ね合いもありますので、全てにおいて1番上という訳にはいきませんが、狙っている、コンバージョンが獲れるキーワードであればなるべく上位に掲載しておいた方が良いと思います。

「広告文の見直し」というのは、きちんと見込み客を呼び込めているのか?という視点で見直しを行っていきます。

実際の話、100人いたら100人全て、という訳にはいきませんが、ターゲットだと思われるユーザーが検索をした時に、広告が表示されているのにも関わらずクリックされないという事は、比較検討される競合他社に対して、同じ土俵にすら上がれていない状況だとも言えますので、きちんとクリックされる広告文になっているのかどうか見直す必要があります。

最後の「徹底的な競合調査」もしていかなくてはいけませんし、これが一番重要なのかもしれませんね。

サービスの内容、商品の内容、価格、その他付随するサービスなどを含めて、自社のものと比較し、どうなのか?その伝え方はどのように伝えているのか?という所から競合他社のウェブサイトを確認し、その後自社のウェブサイトでは今までどのような伝え方をしていたのか?客観的に見てきちんと伝わっていたのか?というように、確認し、必要な部分は修正していきます。

場合によっては広告部分ではなく、サービスの見直しも必要となる場合もあります。

自社のウェブサイトを「客観的に」見ることは非常に難しい事ですので、場合によっては第3者的な立場の人に見てもらい、意見をもらったりするのも有効です。

以上です。

もちろんまだまだ他にも改善策はあると思いますが、今回は手をつけやすい所からという事でこの3つにしました。

リスティング広告は競合他社と比較検討されやすい広告ですので、他社に負けない広告運用をしていきたいところですよね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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