Google広告 キーワードプランナーで期間の比較やデバイス別、地域別のデータ比較が出来るようになりました
アカウントに新しくキーワードを追加する時に候補のキーワードに対して「どれくらいの検索ボリュームがあるかな?」と調べたり、そのキーワードのクリック単価や予測のクリック数を調べたりする時に、Google広告の「キーワードプランナー」を活用する方も多いと思います。
新しくリスティング広告を始める時や新しい切り口からキーワードを見つける時などにも活用する事が出来ますし、ターゲットとして設定する地域や1日の予算の設定をすれば、本当にざっくりとですがシミュレーションする事が出来ますよね。
この度、そのGoogle広告のキーワードプランナーに新しい機能が追加されました。
まず、キーワードの検索ボリュームを期間で比較する事が出来るようになりました。
キーワードプランナーの左の部分にある[期間]のところのペンマークをクリックすると、比較したい期間を指定する事が出来ます。
これにより、前年とのトレンドの比較や、年間を通したキーワードのトレンドを確認する事が出来るようになります。
さらに、グラフ上の[検索ボリュームの傾向]をクリックすると、[モバイルの動向]、[デバイス別のデータを表示]、[地域別のデータを表示]というように、それぞれデータを確認する事が出来ます。
[モバイルの動向]は、全体の検索ボリュームに対して、モバイルがどれくらいの割合なのか月別のグラフで見る事が出来ます。
またグラフにカーソルを当てると、モバイルの比率が何%なのかも見る事が出来ます。
キーワードによっても変わるのだと思いますが、この例で言えば2013年の4月~7月あたりまではモバイルの比率は20%台だったのに、その後急激に増えて、2013年12月以降はモバイルの比率は全体の50%を超えているという事がわかります。
[デバイス別のデータを表示]では、PC、スマートフォン、タブレットと、それぞれの比率を確認する事が出来ます。
[地域別のデータを表示]では、左のターゲット設定の部分で、地域を選択した場合に、その選択をした地域ごとの検索ボリュームを確認する事が出来ます。
これにより、配信地域に入れるかどうかという事はもちろん、地域別の入札比率などを決める際に参考にする事が出来ます。
今回のキーワードプランナーの新機能追加ですが、これ以外にも追加されている機能があります。
今まではわからなかったことを確認する事が出来るようになるのは有難いことなので、これもアカウントを改善する時の参考の一つに活用する事が出来ればいいなと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智