Google広告 モバイル広告(従来型)の広告配信を一部終了

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先日、Yahoo!広告では所謂ガラケー向けの広告の配信サービスが5月29日で終了するという発表がありましたが、Google広告でもガラケー向けの広告配信について変更があると発表されました。

「モバイル広告(従来型)」の広告配信を一部終了するとの事。

このサービス終了の対象となるのは、KDDIの「au one」とDocomoの「i-モード」の検索結果に表示される広告だそうです。

サービスの終了日は、KDDIが5月末、Docomoが6月末だそうで、その他のGoogleモバイルサイトおよび、パートナーサイトへのモバイル広告(従来型)の広告配信は引き続き利用できるという事です。

これにより、Google広告のモバイル広告(従来型)の広告の表示回数が非常に少なくなるというアナウンスもありましたね。

Yahoo!広告でのガラケーへの広告配信が終了し、今回のGoogle広告のKDDI、Docomoへの広告配信サービスの終了と、ガラケー向けの広告にとっては非常にマイナスになりますね。

今回の広告配信停止については、Google側の意図なのか、KDDIとDocomoのようにキャリア側の意図なのかはわかりませんが、キャリア側の意図であるならば、キャリア側も今後はスマートフォンの利用者拡大に絞り込んで力を入れていくという事なのでしょうか。

どちらにしろ、ガラケーに対してはまだまだ一定の利用者がいるわけですし、スマートフォンからガラケーに回帰する、という方もいらっしゃるので、キャリアとしてはそこまで強引にシフトしなくても良いのではないかな?とは思いますが、今回このような事になってしまいました。

先日のYahoo!広告がガラケー向けの広告配信サービスを停止した理由は「新しいデバイスの普及に合わせた広告サービスに焦点をあて、より販売促進に繋がるサービスを提供していく」という事でした。

「新しいデバイス」とはスマートフォンの事だと思いますが、確かにスマートフォンのほうが色々な事が出来るので、新しい広告表示オプションを追加したりすることで、今まで以上に販売促進に繋げていく事が出来るのかもしれませんが、まだガラケーを利用するユーザーも大勢いるのにも関わらず、切り捨ててしまうというのはどうなのだろう?と思います。

Yahoo!広告のガラケー向けの広告配信サービス終了と、Google広告のモバイル広告(従来型)の一部広告配信サービス終了に伴い、ガラケー向けの広告からは撤退しようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、最初にも書いてあるとおり、全てのガラケー向け広告の表示が終了する訳ではありませんし、ガラケーを使い、ガラケーで検索するユーザーもまだいらっしゃいますので、もしその中にターゲットとして考えているユーザーがいるのであれば、今後も広告を出し続けたほうが良いと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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