Yahoo!広告 スポンサードサーチに自動入札機能が追加
先日、Yahoo!広告のスポンサードサーチに、自動入札設定機能が追加されると発表がありました。
自動入札設定の種類は以下の5つです。
・検索結果ページの目標掲載位置
・クリック数の最大化
・コンバージョン数の最大化
・コンバージョン単価の目標値
・広告費用対効果の目標値
「検索結果ページの目標掲載位置」とは検索結果1ページ目、または1ページ目の上部に掲載されるように入札価格を自動調整する入札機能です。
「クリック数の最大化」とは、文字通り予算内でクリック数が最大になるように自動で入札調整する入札機能のことです。
「コンバージョン数の最大化」は、各クリックがコンバージョンにつながる可能性に基づいて入札価格を自動調整する機能で、広告グループ、またはキーワードに個別に設定している入札価格に対して+30%~-100%の間で自動調整されます。
「コンバージョン単価の目標値」とは、目標としている1件あたりの獲得コストを維持しつつ、コンバージョン数を最大化させるように自動で入札する入札機能です。
「広告費用対効果の目標値」とは、目標とするROASを維持しながらできるだけ多くの売り上げを上げられるように自動で入札する機能です。
Google広告には以前から、入札戦略ツールというものがありましたので、今回はそのYahoo!版といったところかもしれません。
確かに自動入札機能はリスティング広告を運用する管理者にとっては便利なのかもしれませんが、その自動入札機能の精度はどうなのか、という問題もありますし、そもそもその自動入札機能を使うことで思っていた成果が上げられるのか、というところも検証しなくてはいけませんので、「Yahoo!にも自動入札機能ができた!」と単純に飛びつくのはあまり良くないかもしれません。
ですがきちんと使いこなせば、便利な機能であることは間違いないと思いますので、今後のYahoo!広告の自動入札機能にも期待したいですね。
この機能、2014年7月5日(土)から開始予定だそうです。
株式会社アイエムシー 大塚雅智