Yahoo!広告 クイックリンクオプションの入稿規定が一部変更に
リスティング広告には通常のテキスト広告以外に、様々な広告表示オプションがありますよね。
その一つにクイックリンクオプション(Google広告だとサイトリンク)がありますが、この度、Yahoo!広告のクイックリンクの入稿規定に一部変更があったようです。
変更内容:
以下項目を削除いたします。
■第8章 クイックリンクオプションを利用する際のルール
3. クイックリンクの訴求内容が以下の商品・サービスの場合は、
リンクテキスト内にYahoo! JAPAN広告掲載基準の第9章:広告表現規制にて定める表記が必要です。
(1) アフィリエイトサイト
(2) 出会い系サイト、結婚紹介(インターネット異性紹介事業)
(3) アルコール飲料
(4) 政党
(5) 官公庁、政府広告
(6) 意見広告
今までは、アフィリエイトサイトや出会い系サイトなど、上記のサイトをクイックリンクに設定するには、個別に「広告表現規制」にて定めている表記が必要でした。
アフィリエイトサイトであれば、アフィリエイトサイトだということを明記しなければいけませんし、出会い系サイトや結婚紹介サイトであれば「18歳未満はご利用になれません」という文言を入れなければいけなかったものが、この変更によりクイックリンクには入れなくてもよいということになったようです。
今まで上記にある広告でクイックリンクを使用したことがなかったため、このガイドラインについてはあまり気にしていませんでしたが、クイックリンクは設定できる文字数が10文字なので、その中に「アフィリエイト」と入れたらそれだけで7文字ですから、あと3文字でクイックリンクの広告を表現しないといけないわけですのでかなり至難の業と言えるのかもしれません。
また出会い系サイト、結婚紹介サイトであれば「18歳未満利用不可」と入れたら9文字ですからね、実質クイックリンクは使えないということにもなりますね。
今回、そういった理由からなのかはわかりませんが、クイックリンクに広告表現規制で定める表記が必要なくなったということです。
ちなみに、アフィリエイトサイト、出会い系サイト/結婚紹介サイト以外のほかの広告表現規制は以下の通りです。
・アルコール飲料
→「お酒、飲酒は20歳を過ぎてから」等という文言の表示が必要
・政党
→クリエイティブ内に政党または政治団体名の表示が必要
・官公庁、政府広告
→クリエイティブ内に官公庁の名称または政府広告とわかる表示が必要
・意見広告
→クリエイティブ内に「意見広告」である旨の表示が必要
今回のガイドラインの変更について、これはあくまでもクイックリンクのガイドラインの変更であり、通常のテキスト広告であるタイトル15文字、説明文19文字×2の部分では今までどおり、上記の広告表現規制で定める表記は必要となりますので、その点だけ注意が必要です。
株式会社アイエムシー 大塚雅智