Google広告 コンバージョンの種類と意味

カテゴリー: ECサイト向け, コンバージョン パーマリンク

リスティング広告は広告の表示回数やクリック数だけではなく、どのクリックがお問い合わせや購入につながったかという成果の部分も計測することが出来る広告ですよね。

そのお問い合わせや購入に繋がったクリックの事をコンバージョンと呼び、リスティング広告を開始する際にきちんと設定することでコンバージョンの計測が出来るようになります。

リスティング広告をより効果的に運用する上で欠かすことの出来ないコンバージョン計測ですが、ここ最近、電話でのコンバージョンや推定コンバージョンなど、コンバージョンの種類も増えたため、リスティング広告の運用を始めたばかりの方などは、いまいち意味がわからぬまま運用しているという方もいらっしゃると思います。

Google広告の管理画面でいろいろなコンバージョンを確認しようと[表示項目]のところから[表示項目の変更]をクリックし[コンバージョン]を選択すると、実にたくさんの種類のコンバージョンが出てきますよね。

今回はそのコンバージョンの種類とそれぞれの意味を書いていきたいと思います。

Google広告で確認出来るコンバージョンの種類が以下の通りです。

・コンバージョンに至ったクリック
・費用/コンバージョンに至ったクリック
・コンバージョンに至ったクリック/クリック数
・値/コンバージョンに至ったクリック
・コンバージョン
・コンバージョン単価
・コンバージョン率
・合計総コンバージョン値
・コンバージョン値/費用
・コンバージョン値/クリック
・値/コンバージョン
・推定合計コンバージョン
・費用/推定合計コンバージョン
・推定合計コンバージョン率
・推定合計コンバージョン値
・推定合計コンバージョン値/費用
・価値/推定合計コンバージョン
・推定合計コンバージョン値/クリック
・クロスデバイスの推定コンバージョン
・通話コンバージョン
・ビュースルーコンバージョン

それぞれのコンバージョンの意味は以下の通りです。

・コンバージョンに至ったクリック・・・コンバージョンのユニーク数。1回のクリックで複数コンバージョンが発生したときは「1」と計測されます。

・費用/コンバージョンに至ったクリック・・・広告費をコンバージョンに至ったクリック数で割ったもの。

・コンバージョンに至ったクリック/クリック数・・・コンバージョンに至ったクリック数を全部のクリック数で割ったもの。ユニークのコンバージョンです。

・値/コンバージョンに至ったクリック・・・すべてのコンバージョンの合計値を、コンバージョンにつながったクリックの総数で割った値。コンバージョンの設定の時に「コンバージョン値」を設定しておくと計測できます。

・コンバージョン・・・コンバージョンの総数。1回のクリックで2回コンバージョンが発生したときは「2」と計測されます。

・コンバージョン単価・・・1つのコンバージョンに対してかかった広告費。広告費をコンバージョン数で割ったものです。

・コンバージョン率・・・コンバージョン数を全体のクリック数で割ったもの。

・合計総コンバージョン値・・・すべてのコンバージョン値を合計したもの。通常、広告からの総売上と一致します。

・コンバージョン値/費用・・・合計総コンバージョン値を広告費で割ったもの。投資収益率です。

・コンバージョン値/クリック・・・合計総コンバージョン値を総クリック数で割ったもの。1クリックあたりの収益です。

・値/コンバージョン・・・合計総コンバージョン値をコンバージョン数で割ったもの。1コンバージョンあたりの平均収益です。コンバージョン値が一定でない場合にはこれを使って1コンバージョンあたりの平均収益を出します。

・推定合計コンバージョン・・・スマホ→PCというように、デバイスをまたいでコンバージョンになったときのコンバージョン数の総数です。コンバージョン数にクロスデバイスの推定コンバージョンを足したもの。

・費用/推定合計コンバージョン・・・広告費を推定合計コンバージョンで割ったもの。

・推定合計コンバージョン率・・・推定合計コンバージョン数を全体のクリック数で割ったもの。

・推定合計コンバージョン値・・・推定部分を含む、コンバージョン値の合計。

・推定合計コンバージョン値/費用・・・推定合計コンバージョン値を広告費で割ったもの。

・価値/推定合計コンバージョン・・・推定合計コンバージョン値をコンバージョン数で割ったもの。

・推定合計コンバージョン値/クリック・・・推定合計コンバージョン値を総クリック数で割ったもの。

・クロスデバイスの推定コンバージョン・・・デバイスをまたいでコンバージョンになったものの数。

・通話コンバージョン・・・Google広告の専用転送電話番号を使った、電話番号指定オプションでの通話のコンバージョン数。現在、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、アメリカ、イギリスのみで日本では使用できません。

・ビュースルーコンバージョン・・・ディスプレイネットワークでユーザーが広告を目にしたもののクリックせず、その後コンバージョンに至った数のことです。

以上です。疲れちゃいましたね。(笑)

これだけあると本当に混乱しそうですが、これらすべての数値を毎回確認しなければいけないという事はなく、今やられているビジネスに合わせて必要な数値、参照したい数値をピックアップし、改善に役立てていくことが大事だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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