リスティング広告で広告文を修正する際の注意
リスティング広告では、「広告文を変更する」作業というのは頻繁に発生することがありますよね。
効果やユーザーの反応を見ながら、より良い広告文に変えていくというときもありますし、なにかキャンペーン期間だけ、広告文内の文言をちょっとだけ変えてみるとか、広告文は同じでもリンク先のURLを一定期間だけ変えてみる、というようなこともよくあります。
この広告文内の文言を一部変更するとか、リンク先URLだけを変えるというように、「ちょっとだけ広告文を変更する」時、気を付けなければいけないことがあります。
Google広告の場合、管理画面内の広告文のところで、編集したい広告文にカーソルをあてれば[えんぴつマーク]が出てきますので、そのえんぴつマークをクリックすれば広告文やリンク先URLを編集することが出来ます。
なので、「広告文内のちょっとした文言を編集したい」とか、「キャンペーン期間中なのでリンク先URLを一時期変更したい」というときにはすぐに変更することが可能です。
ですが、ここでこのまま広告文を編集してしまうと、その広告文の今までの配信データやコンバージョンのデータがすべてリセットされてしまうので、注意が必要です。
今まで蓄積されたデータがゼロになってしまう事ほど悲しいことはありませんので、面倒かもしれませんが、[+広告]をクリックし、新しい広告文として作るか、えんぴつマークの右にある[▼]をクリックし、[コピーして編集]を選択し、編集すると今までの広告文はそのまま残り、編集した広告文は新しい広告文としてスタートすることが出来ます。
Yahoo!広告の場合、Google広告と違って、一度作った広告文とリンク先URLは変更することはできません。
管理画面から、編集したい広告文にチェックを入れて[編集]をクリックし、[選択した広告を編集]というように進むことが出来ますが、ここでは広告名の編集や広告のオン/オフしか編集することが出来ません。
なので、Yahoo!広告で広告文のリンク先URLだけを変えたいというような編集をしたい場合には、[+広告文の作成]から広告グループに保存されている広告文をコピーし、リンク先URLと広告名を変えて(同じ広告名を使う事が出来ないため)保存をクリックすれば完了です。
このようにYahoo!広告は広告文の変更が出来ないため、ちょっとした変更ででも広告文を新しく作らなければいけませんが、Google広告についても、ちょっとだけ手間はかかってしまいますが、データはリスティング広告にとって命のようなものですので、広告文をそのまま編集して変更をするのではなく、新しく広告文を作り直す、という方法にしたほうがよいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智