Google広告 入札単価シミュレーションを統計情報に追加して確認をする
Google広告の入札単価シミュレーションと言えば、キーワードの入札価格の下にある小さいグラフのようなアイコンをクリックすると出てくる下記画像のものでした。
上限の入札価格を上げたり下げたりすると、クリック数、費用、広告の表示回数などがどのように変化するのか、というシミュレーションが出来るツールです。
あくまでも予測数値ですが、キーワードの入札価格を変更することでどの程度の違いが見込めるのか、というのを確認することが出来るツールですが、これを使うためには、キーワードの入札価格の下のアイコンをクリックし、ツールを開かなければいけないため、キーワードごとに個別にしか確認することが出来ませんでした。
しかし、この度[表示項目の変更]の統計情報の中に、この入札単価シミュレーションが追加されたので、キーワード一覧画面から入札単価シミュレーションを確認することが出来るようになりました。
表示の仕方は、[キーワード]タブから[表示項目]→[表示項目の変更]で[入札単価シミュレーション]の中から確認したい項目を追加することで設定出来ます。
追加できる項目は以下の9つ。
・基準となる上限 CPC による入札
・推定追加クリック数/週(-50% の入札単価)
・推定追加クリック数/週(+50% の入札単価)
・推定追加クリック数/週(+300% の入札単価)
・推定追加クリック数/週(トップページの入札単価)
・推定追加費用/週(-50% の入札単価)
・推定追加費用/週(+50% の入札単価)
・推定追加費用/週(+300% の入札単価)
・推定追加費用/週(トップページの入札単価)
例えば、「推定追加クリック数/週(+300% の入札単価)」だと、現在の入札単価を+300%(100円で入札していた場合は400円)にした時の追加で獲得できる1週間の推定クリック数が表示されます。
また、「推定追加費用/週」を選択すると、その入札価格のパーセンテージに応じて、1週間で発生する推定の追加費用を確認することが出来ます。
キーワードの入札価格の調整をするときの参考にすることが出来るので、有難い数値ではありますが、この数値は推定であって、クリック数の増減は入札価格以外のところで決まるものも多いので、あくまでも参考として考えておいたほうがよいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智