リスティング広告の管理画面へアクセスできるユーザーを増やす方法
公開日: 2014年8月15日
リスティング広告の管理画面を複数の担当者で管理している、という事もあると思います。
社内で自社のリスティング広告を運用する時でも、複数の担当者がいる場合はそれぞれにアカウントへログインし、掲載結果の確認や改善施策をするという事もあると思います。
また、施策は担当者がやっているが、掲載結果だけを日々確認したいという時や、その担当者がきちんと施策をしているのか確認したい、という事業の責任者の方もいらっしゃるかもしれません。
管理画面へのアクセスに関して、Yahoo!広告であればビジネスID、Google広告ではGoogleアカウントを使用しますが、それぞれ同じものを共有している、という方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばGoogleアカウントで言えば、Gmailなど他のGoogleのサービスを使っている場合、そのIDとパスワードを他人と共有するというのはちょっと気が引ける、という方もいらっしゃいますよね。
そんな時のためにYahoo!広告もGoogle広告もユーザーごとに、それぞれIDとパスワードを設定することで、IDとパスワードを他人と共有せずに済む方法があります。
設定方法ですが、まずYahoo!広告の場合、管理画面にログインし、[管理権限]タブをクリック。
Yahoo!広告 管理権限
その後右横にある[利用者を追加]をクリックすると、ツール管理メニューの従業員一覧というページになります。
Yahoo!広告 管理権限
ここで[+従業員新規登録]をクリックすると、新しく追加できるユーザーの情報を入力するページになりますので、ここでユーザー情報を追加。
Yahoo!広告 従業員新規登録
するとYahoo!JapanビジネスIDが登録されたメールアドレスに発行されるのでその情報からログインし、パスワードを変更し、登録完了です。
以後、そのIDとパスワードを使って管理画面へログインすることが出来ます。
Google広告の場合は、管理画面の右上にある歯車アイコンの[アカウント設定]をクリックし、[アカウントへのアクセス]をクリックします。
すると、現在のアカウントへのアクセスの設定状況が確認できるので、[+ユーザー]をクリック。
Google広告 +ユーザー
他のユーザーをこのアカウントに招待する、という画面が表示されるので、メールアドレスと名前、アクセス権を選択し、[招待状を送信]をクリックします。
Google広告 アカウントへ招待
その後、ここで入力されたメールアドレスにGoogle広告から、アカウントへの招待があったというメールが届きますので、そのメールの中にあるURLをクリックし、登録すれば手続き完了となります。
ここで登録するメールアドレスは、Googleアカウントで使われているメールアドレスじゃなくても問題ありませんが、他のGoogle広告と関連付けられているメールアドレスは使用できませんので注意してください。
以上です。
Yahoo!広告もGoogle広告も、ちょっとわかりにくい部分もありますが、アカウントを共有すること自体はそんなに大変な作業ではありませんので、落ち着いて作業すれば何も問題ないと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
