検索/ディスプレイネットワークが検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)へ自動アップグレード
昨年からGoogle広告では「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」という新しいキャンペーンタイプがスタートしましたよね。
それまでは
・検索/ディスプレイネットワーク
・検索ネットワークのみ
・ディスプレイネットワークのみ
(・ショッピングキャンペーン)
の3つでしたが、新しいキャンペーンタイプが追加されるに伴い、「検索/ディスプレイネットワーク」が「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応」に変更されました。
その後は新しくキャンペーンを作る際には
・検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)
・検索ネットワークのみ
・ディスプレイネットワークのみ
となったわけですが、それまで「検索/ディスプレイネットワーク」のキャンペーンタイプで運用をしていた場合、自分でアップグレードしない限りは、「検索/ディスプレイネットワーク」のままでした。
ですが、先日Google広告から、2014年9月16日に従来の「検索/ディスプレイネットワーク」のキャンペーンタイプが「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応」に自動的にアップグレードされるというお知らせがありました。(調べてみたら今年の5月にも9月16日に自動アップグレードするというメールがありました)
この「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」というキャンペーンタイプ、Googleによると、成果につながりやすい場所やタイミングを従来よりも高い精度で予測し、広告を配信するため、クリック率、1件あたりの獲得コストが改善されるとのこと。
確かに、きちんと「成果につながりやすい場所やタイミング」で広告が表示されるのであれば、クリック率や1件あたりの獲得コストは下がるはずですよね。
今まで、「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンで運用をおこなっていた方であれば、今まで以上にターゲティング(?)が強化されるので、成果としては上がりやすくなるそうです。
ただ、検索ネットワークとディスプレイネットワークのキャンペーンを分けて運用をしているのであれば、検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)では、細かなターゲティングの設定などが出来ないため、今までどおり別々のキャンペーンで細かく設定をして運用をしていったほうが良いそうです。
実際、検索とディスプレイネットワークを同じキャンペーンで運用をしている方はあまりいらっしゃらないと思いますが、自分でGoogle広告を始めてみて、なんだか訳のわからないまま設定して運用を開始してしまったという方は、従来の「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンのままかもしれませんね。
「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンをお使いの方は、今から自分で管理画面からアップグレードをするか、それも面倒という方は9月16日以降、一応管理画面を確認したほうがよいと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智