Google広告 9月から掲載ポリシーが改訂されます
以前からアナウンスがあったとおり、9月からGoogle広告の掲載ポリシーが改訂されますよね。
ほとんどの広告主にとっては、今回の改定で特に何か影響が出るという事はなさそうですが、ポリシーセンターのデザインや構成も変わり、内容も一部変更となるみたいですね。
今までのGoogle広告ポリシーの構成は
・ユーザーの利便性
・安全性とセキュリティ
・広告の正確性
・透明性とプライバシー
・掲載制限のある商品やサービス
・登録商標、著作権、偽造品
・Googleブランド
というような構成でしたが、これからは大きく分けて以下の4つに分類されるようです。
・禁止コンテンツ
・禁止されている手法
・制限付きコンテンツ
・編集基準と技術要件
それぞれの内訳は以下の通りです。
禁止コンテンツ
・偽造品
・危険な商品やサービス
・不正な行為を可能にする商品やサービス
・攻撃的または不適切なコンテンツ
禁止されている手法
・広告ネットワークの不正利用
・不当なデータ収集とデータ利用
・自身や商品、サービスの不当表示
制限付きコンテンツ
・成人向けコンテンツ
・アルコール飲料
・著作権で保護されたコンテンツ
・ギャンブル関連コンテンツ
・ヘルスケア関連コンテンツ
・政治関連コンテンツ
・商標
編集基準と技術要件
・編集基準
・技術要件
一般的なビジネスや商品、サービスを扱っている方で、今までGoogle広告で掲載出来ていたのであれば、今後も特に問題はなく継続して掲載していくことが出来ます。
また、ヘルスケア関連など個別にガイドラインが設定されている業種などについても、基本的には各省庁や自治体が定める法令を遵守していれば広告を掲載していくことは可能です。
この掲載ポリシーの中で業種を問わず関係し、間違いが起こりそうなのは編集基準と技術要件の部分かもしれませんね。
編集基準と技術要件は今回の改定で、今までのルールが変わるという事はないみたいですが、編集基準に関しては、扱っているサービスや商品と広告との関連性があるかどうか、意味不明なのものになっている場合には審査により掲載不可にすると書いてあります。
また広告の誇張表現や比較の表現についても、記載されています。
また技術要件ではサイトリンク表示オプションの要件であったり電話番号指定オプションの要件が記載されており、こういったところは一般の広告主でもNGとなってしまいがちな部分ですので、再度確認しておいてもよいかもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智