Google広告 アカウントの変更履歴の確認と変更を元に戻す機能
リスティング広告では効果測定をおこない、日々改善をしていく事でさらに効果的に運用する事が出来る広告ですよね。
リスティング広告を担当されている方々は、様々な施策を行い、その結果を確認して、さらに効果が出るよう施策をしていく、というように運用をされていると思います。
改善をする際、もちろん効果が改善されると期待して施策をおこなうのだと思いますが、結果として改善前よりも数値が悪くなってしまった、なんて事もよくありますよね。
全ての施策が成功するとは限りませんし、リスティング広告の運用において、失敗はつきものだと思います。
そんなとき、「改善前の状態に戻すことが出来たら」と思った事はありませんでしょうか。
リスティング広告ではYahoo!広告もGoogle広告も、「変更履歴」というものを確認する事が出来ます。
変更履歴とは、今までアカウントに対しておこなった施策がいつ、誰が、何をしたのかを確認出来るもので、この変更履歴を確認すれば、改善施策としていつ何をやったのかが一目でわかります。
Yahoo!広告の場合、管理画面内の[ツール]タブにある[変更履歴]をクリック。
[+新規ダウンロードファイルを作成]をクリックし、変更履歴を確認したい期間を指定し、[操作履歴ダウンロードファイル作成]をクリックすると、変更履歴の一覧が載ったCSVファイルが作成されます。
Google広告の場合、管理画面のグラフの横にある[変更履歴を表示]をクリック。
すると、期間内でおこなわれた変更の履歴が一覧で確認できます。
変更の種類も、[すべて]から[予算]、[入札単価]、[キーワード]などそれぞれ選べて表示させる事が出来るので便利です。
さらに、Google広告では、この変更履歴画面から、その変更前の状態へと元に戻す機能もあります。
各変更履歴の左横に[矢印マーク]があるので、それをクリックすると確認画面が表示され、OKすると施策前の状態に戻ります。
私は、施策の成果があまり良くなかった場合にはまや別の施策へ・・・というようにやっているため、完全に元に戻すという事はあまりしませんが、元に戻すというのも改善施策の選択肢の一つだと思いますので、そういった際は便利なんじゃないかと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智