Google広告 キャッチフレーズ表示オプションが追加
リスティング広告の広告文は、基本的に[タイトル]、[本文1]、[本文2]、[表示URL]の4つが表示されますよね。
でも広告表示オプションを使えば、上記以外の情報も広告文内に表示させる事が出来ます。
Yahoo!広告とGoogle広告とでは、使用できる広告表示オプションに違いがありますが、例えば、ウェブサイト内の他のページへのリンクも一緒に表示する事が出来る「サイトリンク」なんかは活用している方も多いと思います。
先日、Google広告の広告表示オプションに「キャッチフレーズ表示オプション」というものが追加されました。
この「キャッチフレーズ表示オプション」はその名の通り、キャッチフレーズを広告文内に表示させる事が出来る広告表示オプションで、例えば何かキャンペーンをおこなっているのであれば「9月は○○キャンペーン中」とか、「送料無料」とか「体験学習受付中」とか、そういったキャッチフレーズを広告文の下に追加する事が出来ます。
※赤枠内がキャッチフレーズ表示オプション部分
こうしてサイトリンクを一緒に表示すると、かなり広告部分が大きい気がします。
キャッチフレーズが追加されていると言うよりは、広告文が長くなった、という感じがしますね・・・。
このキャッチフレーズ表示オプションはキャンペーン、広告グループごと4つまで設定する事が出来るそうです。
ただ、4つ設定したからと言って、4つ全てが表示されるわけではなく、キャッチフレーズの順序、長さ、成果などが考慮されるとのこと。
また表示されるには、「上部掲載」が条件とのことです。
設定方法は管理画面内でキャッチフレーズ表示オプションを表示させたいキャンペーンや広告グループを選択し、[広告表示オプション]タブをクリックし、[表示:]のところから[キャッチフレーズ表示オプション]を選択。
[+広告表示オプション]をクリックし、[+新しいキャッチフレーズ]をクリックすると作成する事が出来ます。
1つのキャッチフレーズにつき、全角12文字まで入力する事が可能です。キャッチフレーズを表示させるスケジュールやモバイル用のキャッチフレーズも設定する事が出来るんですね。
そして、最後に[保存]をクリックすればキャッチフレーズが登録されます。尚、キャッチフレーズ来表示オプションは「最低2つ以上」は設定しておかなければいけないようなので、もう一つも同じ手順で追加し、保存すれば設定完了です。
リスティング広告を長い事運用している方であれば、タイトル、本文1、本文2に商品やサービスの特長だったり、メリットだったりを入れるように考える癖がついている方も多いと思いますので、そういう方からすると、「キャッチフレーズってこれ以上何を言えばいいの?」と思う方もいるかもしれません。
またキャッチフレーズが下に表示される事で広告文の内容が強調されなくなってしまう事も考えられます。
広告表示オプションは、広告の専有面積が大きくなるので使わないよりは使ったほうが良いと考えていますが、あくまでもケースバイケースで、広告表示オプションを使う事で広告のパフォーマンスが下がってしまうようであれば使わないほうがいいですよね。
でも、出来る事が増えるというのはアイデア次第でさらにパフォーマンスを上げていく事が出来ますので、より有効な使い方を探すために色々と実践していきたいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智