事前にキーワードの地域別予測数値を確認する方法
リスティング広告を運用する際に、地域を絞った広告配信をされている方も多いと思います。
実店舗を経営されている方で、店舗への来店がリスティング広告の目的だった場合には、遠くの県から来店する事なんてあまりないと思いますし、それこそ都内、同じ県内だけというような設定で広告配信しているのだと思います。
また、予算に限りがある場合にも地域を絞った広告配信が有効となるケースがありますよね。
ECサイトであっても購入率の高い地域に絞って広告配信する事でより効果の高いリスティング広告の運用をおこなう事が出来ます。
Google広告のキーワードツールである「キーワードプランナー」では、キーワードから地域ごとの広告の表示回数だったりクリック数などの予測数値を確認する事が出来ます。
方法は、まず[運用ツール]の[キーワードプランナー]から、調べたいキーワードを入力しキーワードの見積もりを表示させます。
その見積もり画面グラフの上にある[所在地:都道府県]タブをクリック。
すると、クリック数や広告の表示回数が都道府県別の数値として円グラフで確認する事が出来ます。
また、その下のほうには、それぞれ都道府県別で数値の詳細も確認する事が出来ます。
Yahoo!広告はGoogle広告ほど詳細には確認できませんが、ぼんやりと調べる事が出来ます。
管理画面から、[ツール]の[キーワードアドバイスツール]をクリックし、調べたいキーワードを入力し、[キーワードを抽出]をクリック。
キーワード一覧の上にある[属性別検索割合]タブをクリックし、そのページの一番下にある「地域別」のところで確認できます。
日本地図が表示されており、調べたキーワードの検索数が多い地域は色が濃く表示されています。
さらに、各地域の上をクリックすると地域の地図が表示されて、各都道府県ごとに調べたい地域にカーソルをあてると、各都道府県別で検索数の割合を確認する事が出来ます。
Google広告は各都道府県ごとに表示回数、クリック数、平均クリック単価、クリック率などが調べられるのに対し、Yahoo!広告は地域ごとの検索数の割合だけなので、少々物足りなさを感じるかもしれませんが、キーワードツールを使った予測数値というのはあくまでも”予測数値”ですし、実際に運用をするとこの予測数値とかなりかけ離れていたなんて事はよくあることです。
なので、この地域別の予測数値は「あくまでも目安なのだ」と考えておいたほうがよいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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