ウェブサイトをリニューアルしなければコンバージョン率は変えられないのか

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リスティング広告を運用するうえで重要な指標の一つに「コンバージョン率(CVR)」があります。

コンバージョン率とは広告がクリックされた数に対して、商品の購入やお問い合わせなどのアクションを起こした数の割合の事で、コンバージョン率が高ければ高いほど、「効率よくリスティング広告が運用出来ている」という事になります。

一般的にはコンバージョン率を上げる事で、広告の費用対効果も高まりますし、同じ広告費でもコンバージョン数を増やし、売り上げも増やしていく事が出来ますので、コンバージョン率を改善したいと思っている方も多いと思います。

たまに、「コンバージョン率が低すぎるからウェブサイトをリニューアルする」という方がいらっしゃいます。

たしかにコンバージョン率を改善方法として「ウェブサイトの内容(コンテンツ)を変えるとコンバージョン率を変える事が出来る」と言われていますので、ウェブサイトをリニューアルするというのもアリだとは思いますが、それはあくまでも選択肢の一つですよね。

コンバージョン率の改善施策というのは様々あります。

例えば、「広告のリンク先ページを変える」というのも、改善策の一つになります。

広告のリンク先をウェブサイトのTopページにしていた場合、商品カテゴリページや商品の詳細ページなどを広告のリンク先ページに変えただけでコンバージョン率が改善される可能性があります。

また、ウェブサイト内のコンテンツや広告のリンク先ページも変えず、「広告文」を変更することでコンバージョン率を改善させる事も出来ますよね。

広告文を、広告のリンク先ページで伝えている内容やお客様が得られるメリットなど、内容を合致させることで、訪れるユーザーは違和感なく入っていく事が出来ますし、より”御社の商品やサービスを求めているユーザー”だけの訪問を促す事が出来ますので、結果としてコンバージョン率の改善が見込めます。

広告のリンク先ページや広告文以外では、「キーワード」でもコンバージョン率の改善をしていく事が出来ます。

コンバージョンにならなかったクリックを排除していく事がコンバージョン率の向上に繋がりますので、コンバージョンしそうにない検索クエリを除外キーワードとして設定したり、フレーズ一致、完全一致などマッチタイプを設定する事で、そういった所謂無駄なクリックを排除する事が可能です。

そのほかには、掲載順位でもコンバージョン率は変わりますので、キーワードの入札価格の調整などをしていく事で、コンバージョン率が改善される例もあります。

これらコンバージョン率を改善するための施策ですが、ウェブサイトをリニューアルするにしても広告のリンク先ページを変えるにしても、広告文を変えるにしても、キーワードの除外設定をするにしても・・・、全て「やってみなければコンバージョン率が改善するかわからない施策」です。

ウェブサイトをリニューアルしたところで、コンバージョン率が下がってしまう事もありますし、広告文にしても同じことが言えます。

またキーワードの除外設定も、あまりにも関係のなさそうな検索クエリであれば、そこからコンバージョンが発生する事も無いと思いますが、それが絶対に不必要な検索クエリだったかどうかというのはわかりません。

掲載順位も、下位だったものを1位とか2位とか上位にすることで”一般的には”コンバージョン率が高くなると言われますが、全てがその限りではありません。

コンバージョン率の改善に限らず、リスティング広告の改善は、やったらそれでお終いではありませんので、改善→効果測定→新たな施策と繰り返していく事が大切なことなのだと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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