Yahoo!広告 広告掲載基準および入稿規定変更

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2014年9月30日(火)にYahoo!広告から、「広告掲載基準、および入稿規定変更のお知らせ」がありました。

適用開始日も9月30日からのようです。

変更点はYahoo!JAPAN広告掲載基準が3点、プロモーション広告入稿規定が1点でそれぞれ以下の通りです。

1、
Yahoo!JAPAN広告掲載基準
第2章ユーザーの利便性のための基準
3. 重複掲載の禁止
<変更前>
スポンサードサーチ、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)において、当社が認めた広告を除き、同一ページに同じ広告を重複して掲載することはできません
<変更後>
当社が認めた広告を除き、同一ページに同じ広告を重複して掲載することはできません。

スポンサードサーチ、YDNを運用されている方は、今までも同一ページに同じ広告が掲載される事はないので、何も変更はありません。

重複掲載できる例ってどんなんだ?

2、
Yahoo!JAPAN広告掲載基準
第9章広告表現規制
4. OSやブラウザ機能の模倣、Yahoo! JAPANのコンテンツと混同する可能性がある表現【第2章6.(2)(3)関連】
<変更前>
以下のようなバナー広告は掲載できません。
(1) ユーザーの誤動作を誘発する可能性のある表現、OSやウェブブラウザの機能を模倣するもの
1. アラートマーク、実際に機能しない「閉じる」「いいえ」「キャンセル」のボタン、検索窓、テキストボックス、プルダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックス、サブミットボタン、メニューボタンなど
2. テキストリンクを模倣したもの(青文字でない場合も含む)
(2) Yahoo! JAPANのコンテンツと混同する可能性のある表現
「NEW」マーク、「めがね」マーク、Yahoo! JAPANコンテンツ内のカラムを模したものなど
<変更後>
以下のようなバナー広告は掲載できません。
(1) ユーザーの誤動作を誘発するおそれのあるもの
1.実際に機能しない検索窓やプルダウンなど
(2) Yahoo! JAPANのコンテンツを模したもの
1.「NEW!」「カメラ」のアイコンなど
2.タイトルバーやタブを用いたカラムなど

バナーの広告表現についての掲載基準の変更です。

変更前と変更後で、書かれている内容についてはあまり変わりはないように感じますが、簡略化されたという事なのかもしれません。

これからもユーザーが誤作動を起こす恐れのあるものは広告の表現として使う事は出来ないようです。

ただ「テキストリンクを模倣したもの」という文言が変更後には無くなっているので、バナー内にそういった表現を使う事がOKになったようです。

3、
Yahoo!JAPAN広告掲載基準
第9章広告表現規制
5. ユーザーに不快感を与えるような表現【第2章6.(1)(4)(5)(6)関連】
<変更前>
以下のようなクリエイティブは掲載できません。
(1) 高速振動イメージ、点滅イメージ、単純ループなどを含むもの
原則として、点滅の間隔が0.4秒よりも短いもの、点滅/振動の継続時間が2秒を超えるもの、点滅/振動の領域がバナーの大部分を占めるもの、コントラストの強い画面の反転表示が継続するもの
(2) 人体の局部を強調した画像を使用したもの、人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの
(3) 過度な肌露出があるもの、性に関する表現が露骨なもの
(4) その他ユーザーに不快感・嫌悪感を与える可能性のあるもの、著しく周りのコンテンツとなじまない表現
<変更後>
以下のようなクリエイティブは掲載できません。
(1) 高速で振動したり、点滅したり、単純な動作をするもの
(2) 人体の局部を強調した画像を使用したもの、人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの
(3) 過度な肌露出があるもの、性に関する表現が露骨なもの
(4) 画質が粗いなど、周りのコンテンツと著しくなじまないもの
(5) 恐怖感や不安感を与えるおそれのあるもの
(6) その他ユーザーに不快感・嫌悪感を与えるおそれのある表現

こちらも、基本的には変わりはありませんが、簡略化された感じがしますね。

新たに「画質が粗いなど、周りのコンテンツと著しくなじまないもの」と、「恐怖感や不安感を与えるおそれのあるもの」が追加されました。

恐怖感や不安感を与える恐れのあるものについては、広告の表現として”どこまで”というのが微妙なラインになりそうですね。

4、
プロモーション広告入稿規定変更点
第10章 電話番号オプションを利用する際のルール
<変更前>
4. 営業時間内外にかかわらず、架電には確実に対応してください。対応ができない場合は、留守番電話メッセージを設定してください
<変更後>
4. 営業時間内外にかかわらず、架電には確実に対応してください。対応ができない場合は、主体がわかる留守番電話メッセージを設定してください。

電話番号オプションは今まで通り、営業時間外や電話に出られない場合は留守番電話の設定が必須という事に変わりはありません。

今回の変更は「”主体がわかる”留守番電話メッセージ」の設定が必須になったとの事。

「只今留守にしています。ピーとなったら・・・」みたいなメッセージではなく、「こちらは○○です。只今留守にしていますので・・・」というようにしろという事なのでしょうか。

Yahoo!側で、どんな留守番電話メッセージを設定しているのかなんてわかるのかは知りませんが、確かにユーザーにとっては、主体が明らかになっていたほうが優しいですよね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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