Google広告 モバイル広告の表示方法が変更に
公開日: 2014年10月6日 ／更新日: 2014年10月7日
先日、Google広告でモバイル広告の表示方法が変更になるという発表がありましたね。
2014年10月15日より、新しい表示方法に変更になるという事でそれに合わせた広告文などの変更をしなくてはいけない場合がありますので、広告主の方にとっては注意が必要です。
その変更点とは以下の通りです。
2014 年 10 月 15 日より、モバイル検索広告の広告文 2 行目（広告文 2）に代わって、広告表示オプションで設定した情報が表示されるようになります。広告文 2 行目は、掲載結果予測の良し悪しに従って、表示される場合とされない場合があります。
現在、通常ではタイトル（15文字）、広告文1（19文字）、広告文2（19文字）が1つのセットとして表示されておりますが、10月15日以降、モバイルでの検索の場合、「広告文2」が表示されない場合があるという事です。
なので、モバイル向けの広告文を作る場合には、伝えなければいけない事はタイトルと広告文1までに書いておかなければいけません。
またルール上禁止とされているので、今までもやってはいけないことだったのですが、1行目と2行目が繋がっている（1行目だけで完結しない文章）などは2行目が表示されない可能性があるため、意味のわからない広告文になってしまいます。
この「広告文2」が表示されない代わりに、広告表示オプションが表示されるとも発表されております。
先日追加された広告表示オプションである、「コールアウト表示オプション」、店舗の所在地を表示させる事が出来る「住所表示オプション」、広告のリンク先以外のページへのリンクを表示させる事が出来る「サイトリンク表示オプション」など、モバイルユーザーにとって重要な情報だとして紹介されています。
今回の変更について、特にやらなければいけない作業というのは無いようですが、Googleが推奨する設定として以下のような事が挙げられています。
・最も重要な情報を広告文の1 行目（広告文1）に盛り込みます。
・関連するすべての広告表示オプションを有効にして、ユーザーが情報を簡単に探せるようにし、クリック率を高めます。
・モバイル向けの広告を使用して、外出先でもユーザーが簡単にアクションを起こせるようにします。
広告表示オプションをあまり活用していないという方が、まだ一定数いるようですが、今回のこの変更により、広告表示オプションを1つも設定していない広告文が、広告文1までしか表示されないという事になってしまったら、ちょっと悲しいですよね。
何でもかんでも広告表示オプションを使えば良いというものでもないのかもしれませんが、先日追加されたコールアウト表示オプションなんかは、商品やサービスの特長を表示するだけのものなので、広告表示オプションとしては追加しやすいのではないかと思います。
どちらにしろ、この変更を機に、モバイル向けの広告文は一度全て確認したほうがよいと思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
