住所表示オプションを使うメリット

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2014年8月に、Google広告の住所表示オプションがアップグレードされましたよね。

住所表示オプションとは、Googleでの検索結果のリスティング広告の部分、広告の下に、お店や会社の所在地を表示させることが出来るという、Google広告の広告表示オプションの一つです。

アップグレードされ、今まではGoogle広告の管理画面内で管理する事が出来ていましたが、「Googleマイビジネス」というもので、アカウント単位での管理になったため、なんとなく難しそう、面倒くさそう、という理由でアップグレード後は住所表示オプションを活用していないという方もいらっしゃいますよね。

確かに、なんでも使えば良いというものではありませんし、ケースバイケースで使っていくという事が大切だと思いますが、上記のように、”難しい”、”面倒くさい”という理由で、住所表示オプションを使っていないのであればそれは非常にもったいないことだと思います。

住所表示オプションを使うメリットというのは、例えば「掲載順位が決まる要素である広告ランクに影響がある」だとか、「検索結果画面での自社の広告の占有率が若干高まる」とか色々とあるのですが、一番のメリットはやはり、「ユーザーに広告がクリックされる前に住所を知ってもらう事が出来る」点だと思います。

住所表示オプションは、最初に書いたとおり、広告文の下に住所が表示される広告表示オプションです。

仮に来店型のビジネスを経営されているのであれば、お店に行くユーザーからしてみたら、その「お店のある場所」というのは、お店に行くか行かないかを決める重要な要素の一つであることは間違いないですよね。

もし検索するユーザーから行く事が出来る距離の住所が、広告の段階で表示されていたとしたら、競合他社の住所が表示されていない広告文よりも先にクリックされる可能性は高まります。

また逆に、どんなに魅力的なお店だったとしても、その時の状況など現実問題として行く事が出来ない場所であったとしたら、そのクリックは無駄なクリックと言わざるを得ません。

リスティング広告はクリックされなければ費用はかかりませんので、クリックされる前の段階で、行く事が出来ない場所だとわかれば、ユーザーもクリックしませんので無駄なクリックも発生しません。

そういった”ターゲットユーザーをより絞り込む効果がある”という事が、住所表示オプションを使う一番のメリットなんじゃないかと思います。

来店型のビジネスではなかったとしても、同じようにビジネスの拠点としている場所がお問い合わせなどのコンバージョンに少なからず影響する事が考えられるサービスや商材については、同じような理由で住所表示オプションを使用したほうが良いと思います。

例えば、取引が始まったら定期的に顔を合わせるというビジネスであったり、緊急性が高い商材というのも、住所表示オプションを活用すべきビジネスではないかと思いますし、そう考えるとたくさんありますよね。

「広告文の中に場所を入れれば良いじゃないか」と思われる方もいると思います。

確かに、役割としては広告文の中に場所を表記しておけば同じ事なのかとも思いますが、ご存じのとおり広告文は文字数が限られており、その限られた文字数で自社商品やサービスの内容やメリットを表現しなくてはいけませんので、広告文の外に住所が表示出来るのであれば、それに越したことはないですよね。

また、住所表示オプションなどの広告表示オプションは、広告として表示されたとき、文字の色が違いますので、広告文中に場所が入っているよりも視認性が高いのではないかと思っています。

住所表示オプションを使う/使わないというのは、もちろん自由なのですが、こう言ったメリットがあるので、「自分のビジネスでは当てはまるかもな」と思ったのであれば、ぜひ積極的に活用してみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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