広告プレビューツールを使うメリット
公開日: 2014年12月5日
先日、「広告が出ているのか出ていないのかなんて、自分で検索をすればわかるんだからわざわざ広告プレビューツールなんて使う必要がないだろう」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
広告プレビューツールとは、広告主が自分の広告がきちんと表示されているのかどうか確認をするツールで、Yahoo!広告もGoogle広告も管理画面内にそのツールがあります。
たしかに、”今この状況で”検索をしたときに広告が出るか出ないか確認するのであれば、Yahoo!広告でも、Google広告でも、わざわざ管理画面にログインして広告プレビューツールを使って調べるなんて事をするよりは、目の前のパソコンの検索窓から検索をしてしまったほうが早いと思うかもしれませんね。
そのようにして、広告プレビューツールではなく、普通に検索をして広告が出ているのかどうかを調べた場合、広告がきちんと表示されれば「あ、ちゃんと表示されてるな」で終わりますが、仮に自社の広告が表示されなかったらどうでしょうか？
Google広告の広告プレビューツールでは、もし自社の広告が出ていなかった場合、その原因も一目でわかるようになっています。
広告プレビューツールの診断
このように、表示されていない原因も出てくるので、その後すぐに広告を表示させたい場合にはキャンペーンへ戻り、修正する事が出来ます。
Yahoo!広告の広告プレビューツールには、このような診断機能は付いていませんが、広告が表示されていなかったらすぐに手を入れることが出来るという点は同じですよね。
元々、この広告プレビューツールを使う意味というのは、このツールを使うと”広告の表示回数”や”クリック数”に影響が出ないからという理由からです。
通常、検索エンジンから自社の広告が表示されているかどうか確認するために検索をし、表示されたとしたら、それは管理画面内の、そのキーワードの「広告の表示回数」に1加算されます。
自社の広告なのでクリックはしないと思いますが、クリックをせずに広告の表示回数がどんどん増えていってしまったらクリック率が悪くなっていってしまいますので、そういった事を防ぐという意味でもあります。
またYahoo!広告の広告プレビューツールは、そのツールの中でひょ応じされている検索結果のリスティング広告の部分を実際にクリックする事が出来ます。
この広告プレビューツールの中では広告の表示回数はもちろん、クリックもカウントされませんので、競合他社がどんなランディングページを使っているのかなど調査をするときにも便利ですよね。
また、広告プレビューツールは「地域」や「デバイス」を選ぶことが出来ます。
例えば、他県だったり遠方でもきちんと広告が出ているのかを自宅のパソコンで出来ますし、そういった他県の競合調査をする事も出来ますよね。
デバイスについても、仮にスマートフォンを持っていない方でも、パソコンからスマートフォンできちんと広告が表示されているのかどうか確認する事が出来ますし、タブレット端末も同じように調べることが出来ます。
このように、広告が表示されているのかどうかを確認するにしても、広告プレビューツールを使ったほうが色々と便利ですよね。
別に通常の検索エンジンから検索をする事が悪い事だとは言いませんが、広告プレビューツールを使う事が出来る状況にあるならば、広告プレビューツールを使ったほうが良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
