広告の掲載停止やアカウントが強制停止にならないように

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リスティング広告は様々な業種、業態、サービスで活用する事ができますが、中には出稿出来ないものもありますよね。

Yahoo!広告とGoogle広告とで、広告出稿出来るもの、出来ないものに若干の違いがありますが、基本的には、掲載ガイドラインで定められている業種やサービスはアカウントを開設し、キーワードや広告文を設定しても、広告として表示させることが出来ません。

例えば、Yahoo!広告の場合、以下のようなサービスは出稿する事が出来ないとガイドラインに掲載してあります。

(1) 成人を対象とした性的な商品、サービス
(2) 児童ポルノを連想させるもの
(3) 売春や援助交際のあっせんまたはこれらを正当化したり、推奨したりするもの
(4) 国内で承認されていない医薬品、医療機器
(5) 脱法ドラッグ、合法ハーブ等と称されるもの
(6) 偽ブランド品など、ブランド商品の模倣品、偽造品
(7) 銃器、弾薬、刀剣などの刃物、催涙スプレー、スタンガンなど主に武器として使用されるもの
(8) 無限連鎖講(ねずみ講)へ勧誘したり、紹介したりするもの
(9) 連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング、ネットーワークビジネス)へ勧誘したり、紹介したりするもの
(10)超小型カメラなど、違法な盗聴、盗撮を目的とするもの
(11)クレジットカードのショッピング枠現金化サービス
(12)入札権購入型オークション(ペニーオークション等)
(13)たばこ、電子たばこ
(14)マジコン

上記のようなサービスを扱っている方は、大抵の場合、アカウントを作成する前にリスティング広告を出稿出来るかどうか事前に把握していると思いますので、それほど問題にはなりませんよね。

ですが、上記のようなサービスではなく、普通に出稿出来るだろうと思っていた商品やサービスであったとしても、広告文や広告のリンク先ページの表現であったり、また広告掲載が禁止されてはいないものの「個別に特別なガイドラインが設定されているもの」というのもあるため、そういったものに抵触してしまうと、広告掲載が始まった後でも、掲載不可や、最悪の場合アカウントの強制停止なんてことにもなってしまうため、注意が必要です。

一応、審査により広告文やキーワード、広告のリンク先ページなどが掲載停止になってしまった場合には、管理画面内で、その理由も合わせて確認する事が出来るため、その部分だけ修正し、再審査をすれば大抵の場合は広告が再開されます。

キーワードや広告文は管理画面からすぐに変更する事が出来ますが、広告のリンク先ページは自分ではイジる事が出来ない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、一度審査でNGとなってしまったならば、修正するまで審査が通る事はありませんので、ウェブ制作会社にお願いするなどしなければいけません。

また、”重大なガイドライン違反”をしている場合や何度もガイドライン違反を繰り返している場合などは、アカウントの強制停止となる可能性もあります。

最悪のケースとして強制停止になってしまった場合、復活させることは可能なのですが、復活するまでのタイムラグはもちろん生じますし、かなり大変です。

「新しくアカウントを作り直せば大丈夫」なんて方もいらっしゃいますが、同じURLを使って広告を出稿する場合には、新しくアカウントを開設してもすぐに強制停止になってしまいますし、元々問題のあるものですので、どのみち強制停止は免れないと思いますので、きちんと最初のうちから掲載ガイドラインに沿った広告を出していくようにしたほうが良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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